「+94」スリランカからの着信に要注意!ワン切り詐欺の可能性も

スリランカ 国旗
 
テレビ朝日は9月12日、日本の携帯電話に対して、+94の国番号から始まるスリランカからの身に覚えのない着信が相次いでいると報じました。詐欺の可能性もあり、絶対に折り返さないよう注意を呼び掛けています。

スリランカ(+94)からの着信

テレビ朝日によると、「+94」から始まる国際電話の着信を受ける人が9月に入り増加してます。なお、筆者の携帯電話にも着信がありました。
 
94はスリランカの国番号で、折り返しの電話に対して高額な接続料を請求する国際ワン切り詐欺の可能性もあります。
 
迷惑電話対策アプリのデベロッパーWhoscallの日本事業責任者を務める羅偉誠氏は、テレビ朝日の取材に対し「詐欺の可能性が非常に高い。高額な通話料金が発生する可能性もある」とコメントしています。
 
2017年には、675で始まるパプアニューギニアからの着信が急増して、ソフトバンクドコモ、KDDIが、折り返しの電話をしないようユーザーに対する注意喚起を行いました。
 
海外からのワン切り詐欺に折り返した場合には、相手が会話を長引かせた結果、高額な国際電話料金が請求される危険性があります。
 
なお、NTTドコモの携帯電話からのスリランカへの国際電話料金(平日昼間)は30秒当たり148円で、20分間通話した場合は5,920円が課金されます。
 
 
Source:テレビ朝日, NTTドコモ
Photo:スリランカ大使館
(seng)


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