スマホで質問に回答し、ゲーム感覚で自分の想いと向き合う。チーム向けトレーニングツール登場

将来が予測できない「VUCA」の時代と言われる昨今。変動の時代を生き抜くため、新規事業の立ち上げをはじめとする“新たなチャレンジ”が企業に求められています。

働く個人にさらなる成長が求められる一方、社会情勢の変化に伴うオンラインコミュニケーションの普及により、従業士同士の相互理解の機会は減少しているとのこと。

人間関係が希薄化するなか、OoO株式会社(以下、OoO社)は法人・チーム向けトレーニングプログラム「CYCLE」の提供を開始しました。

キャラクターのガイダンスに沿ってワークを実施

「CYCLE」は、主に新規事業といった新たなチャレンジに取り組むチームや、目的達成のために組成されたタスクチームなどに向けたプログラム。

新たなチャレンジの場面で必要とされる、チームメンバーによる“相互理解”と、必要なときに助けを求められる“心理的安全性”のベースを構築する要素が詰まった「スマホワーク」を導入しています。

レクチャーはすべてLINEで実施。利用者は動画で進め方について受講してから、質問に回答していきます。

キャラクター「ブルーミー」のガイダンスに沿って、タイムトライアルゲーム感覚で進めるだけで、自身の想いを的確に伝える“プレゼンテーション”が完成。

チーム内で共有し、相互にフィードバックをおこなうことにより、短時間で相互理解を深めることが可能です。

デザイン会社NASUでの実証実験

デザイン会社の株式会社NASUでの実証実験では、「NASU×自分=〇〇」というテーマのもと、体験者が実際にスマートフォンでCYCLEのプログラムをおこないました。

LINEにて、ブルーミーが出題する「“NASU×自分=〇〇”は何ですか」「なぜそう思うのですか」「それを実現するためには何が必要ですか」などの質問に回答。その後、回答内容をもとに作成した資料をチームメンバー間で発表し合いました。

体験者によると「問いかけに答えるスタイルと時間の制約の組み合わせで、心の奥にある本音をさらけだしやすいと感じました」とのこと。

また、メンバーのプレゼンテーションを通じて「“ああ、こんな風に考えていたんだ”と知れるきっかけになりました」とも語っています。

“チーム力”に必要な要素を構築するために

新しいことにチャレンジする道のりでは、“うまく進まない”ということも起こり得るでしょう。そんな行き詰ったときに必要なのはチーム力。

リーダーの指示に従うだけではなく、チームメンバーそれぞれが「今自分は何をすべきか」を自ら考え、行動することが求められるといいます。

ただ、個人1人ひとりが自発的に行動を起こすためには一定の相互理解と、心理的安全性の担保が必要になるとのこと。

そこでOoO社は、“新たなチャレンジをするための心理的安全性の確立”に特化したプログラムとしてCYCLEを開発しました。

PR TIMES
OoO株式会社 note
株式会社NASU CYCLE体験レポート

(文・Haruka Isobe)


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