植物と共に過ごす日常。選ぶなら、雰囲気の良い植木鉢を

日本の美意識を表す言葉としてよく用いられる侘び寂び。欧米にはない日本独特の文化で、経年変化によって発生するサビや汚れなどを劣化と考えず、変化による多様な表面的な美しさを寂び、そのサビや汚れに美しさを見出す内面的な豊かさを侘びと言います。

そんな日本の伝統に育まれた侘び寂び、禅の思想を取り入れた植木鉢「利休 -RIKYU-」(7700円)と、「円 -MADOKA-」(7700円)が、鉢ブランド“QUTOTEN.”から登場しました。現代社会の生活の中で、ほんのちょっとした一休みや息継ぎといった、余白を生み出す植木鉢です。

“QUTOTEN.”は、日本文化特有の美意識や感覚を表す侘び寂びを表現していく鉢ブランドで、侘び寂びや禅の思想を取り入れた唯一無二の鉢を窯元や作家と共同開発。JAPANブランドとして国境を超え、アジア圏だけでなく世界へのブランド展開を目指しています。

共同で制作される作品には特徴こだわりがあり、

1. 植物を第一に考える。
2. 美しく、機能的である。
3. 目立つのではなく、溶け込む。
4. すべてを語らず、受け手に委ねる
5. 無駄を取り入れてみる。
6. まずは自分たちが楽しむ。

という6つの哲学が込められています。

侘び茶の文化を大成させた茶聖・千利休から名付けれた「利休 -RIKYU-」は、利休形と呼ばれる抹茶碗から着想を得た植木鉢。植物を第一に主張しすぎず、自然と生活に溶け込む佇まいは侘び寂びの境地。“QUTOTEN.”の哲学のひとつである“目立つのではなく、溶け込む。”をもっとも満たした植木鉢です。

「円 -MADOKA-」は水の波紋や、川の流れ、木が枝分かれするする様、貝の螺旋模様など、自然界にある曲線を表現した植木鉢。ただ美しいだけでなく長い年月の中で試され、洗練された強さを持つ佇まい。“美しく、機能的である。”という哲学を満たす植木鉢です。

植物や盆栽が生活にゆとりを生み出す力があるように、生活における余白や、ちょっとした休み、そして呼吸を生み出す“QUTOTEN.”の植木鉢。同じ料理でも器を変えるだけで美味しそうに見えたり食欲が増したりするように、植木鉢をちょっと変えるだけで、日常生活の雰囲気や、気持ちが少し変わるかもしれませんね。

>> QUTOTEN.

<文/&GP>

 

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