韓国メディアThe Elecが、Appleから受注しながら生産開始が遅れていたLG DisplayによるiPhone14 Pro Max用低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)有機EL(OLED)ディスプレイについて、順調に進めば今後2週間程度で量産が始まると報じました。
初受注したLTPO-OLEDディスプレイ
iPhone13 Proシリーズ用LTPO-OLEDディスプレイは、全数、Samsung Displayが供給していました。
2022年モデルのiPhone14シリーズでは初めて、LG DisplayがiPhone14 Pro Max用LTPO-OLEDディスプレイの一部を受注しました。
しかし、同社によるディスプレイ生産開始が遅れていたことで、現在はSamsung Displayが全数を供給していると伝えられていました。
順調に進めば年内に1,000万枚出荷見込み
The Elecによれば、LG DisplayはiPhone14 Pro Max用LTPO-OLEDディスプレイ生産工程の問題を解決、今後、サンプル品を生産し、Appleの品質認証を受ける予定です。
そこで問題が生じなければ、早ければ2週間後に量産が開始されるとみられています。ただし、初回生産分のサンプル評価で改善点が見つかった場合、改善と再認証作業のスケジュールから、量産開始時期は10月中旬〜下旬になる可能性もあるとThe Elecは報告しています。
LG DisplayがiPhone14 Pro Max用LTPO-OLEDディスプレイ供給を開始した場合、年内の出荷数は1,000万枚に達する可能性があります。
Source:The Elec
Photo:Appledsign/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-487797/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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