「Peace of Light」は医療従事者への応援・まちの復興・鎮魂などの想いを、東京・上野恩賜公園の不忍池から表現・発信するべく、上野の商店主たちが企画した光と音の複合アートライブです。
2021年は無観客でイベントを開催しましたが、続く2022年5月には初めて有観客で開催。来場者からの反響を受け、今年の9月25日(日)、上野恩賜公園野外ステージの水上音楽堂にて「Peace of Light 秋」を開催します。
当日券は4000円。連休最終日に、音楽ライブやデジタルアートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
光のアートに360度包まれる会場
Peace of Light 秋のコンセプトは「世界の平和を祈り希望の光を。人それぞれの心の中に灯を。災禍で疲弊した街に明かりを」。
3つの願いを託し、光のアートに360度包まれる会場内に大小さまざまなキャンドルを配置して音楽ライブを開催します。
音楽ライブでは、作曲家・編曲家・ベーシストの吉田建氏や、歌とアコーディオンの姉妹ユニット“チャラン・ポ・ランタン”のほか、東京藝術大学の卒業者で上野に縁深い尺八奏者・黒田鈴尊氏が参加。
デジタルアートと和楽器という意外な相性の良さも注目の1つとなっているようです。
「一期一会」の幻想的な空間
Peace of Light 秋は16時開場、17時開演。会場では、日暮れとともに、プロジェクションマッピングの祖と言われる光のアーティスト・長谷川章さんによる「デジタル掛け軸」が浮かび上がります。
パルテノン神殿をはじめ、世界各地で上映され、国際的評価を受けてきたデジタル掛け軸は、床の間の掛け軸からインスピレーションを得て発明されたデジタル作品。
100万枚におよぶ色鮮やかなデジタル画像が毎秒変化し、二度と同じ映像を見ることのない「一期一会」の幻想的な空間を作り出します。
水上音楽堂の特徴的な建築空間の内部360度を光のアートが包み込み、会場自体が万華鏡のようになる様子にも注目です。
光のデジタルアートが不忍池の水面に
今秋の公演では、光のデジタルアートが会場だけではなく不忍池の水面にも映し出される予定。
企画プロデュースをおこなう上野二丁目仲町通り商店会・副会長の前川弘美氏は「今年は不忍池の一部になるが、来年以降は不忍池全体を照らすことも考えたい」と語っています。
不忍池が上野の新名物になる日は近いのかもしれません。
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/185474
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部
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