非営利型一般社団法人Social Innovation Japanが運営する無料給水コミュニティ「mymizu」は、オープンソースWebアプリβ版をリリースしました。
無料給水スポット検索、給水記録など
「mymizu」は、スマートフォンアプリを通じて、世界20万箇所の無料給水スポットを紹介。プラスチック消費削減や持続可能なライフスタイルへの転換を後押ししています。
ユーザーは、同アプリからカフェや公共施設など無料で給水できるスポットを検索可能。スポットへ行きマイボトルに水を入れてもらったことを記録すると、削減できたペットボトルの本数とCO2の排出量、節約できた金額をトラッキングできます。
また、新しい給水スポットを登録したり行きつけのカフェなどにmymizuを紹介したりと、共創プラットフォームとしての機能も特徴でしょう。
オープンソースのWebアプリ
そんな「mymizu」がオープンソースWebアプリβ版をリリース。これにより、さまざまなデバイスのブラウザから簡単にアクセスできるようになりました。
また、オープンソースとしたことで、ソフトウェアエンジニアがツールやプラットフォームの開発に参加・貢献しやすくなるというメリットも。共創プラットフォームとして成長をさらに加速させる構えです。
このWebアプリは、ボランティアやプロが集まってデザイン・開発を進めてきたといいます。そのなかで、TBWA HAKUHODOがUI・UXデザインを、ソフトウェア開発などを手がけるSTRATAがオープンソースに関するアドバイスやアプリの土台づくりを担ったとのことです。
直感的なUI、ルート検索も
実際にWebアプリにアクセスしてみました。
検索スペースに駅名や地名を入力すると、周辺の施設などが複数件表示されます。施設を選ぶと、マップがその場所にフォーカスするとともに、スポットの詳細情報が表示されるという仕組みです。
詳細情報では、提供しているスポットの名称や水の種類(水・お湯・浄水など)、提供時間などを確認可能。「ルート」ボタンを押すと、Googleマップが表示されます。
また、これまでmymizuを通じて削減してきたペットボトルやCO2排出量、節約できた金額も確認できます。
PR TIMES
mymizu Webアプリβ版
「mymizu」公式サイト
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/185648
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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