手のひらサイズの本体を印刷したい面に直接滑らせることで印字できるハンディプリンター。製品によっては紙だけでなく布や木材、プラスチック、金属などにも文字や絵などを転写できるなど、手軽にさまざまな場所にプリントできる便利がガジェットです。
そんな中、驚きの新製品が登場。それがEVEBOT JAPANから発売のハンディプリンター「PrintX(プリントエックス)」(1万7500円~ 9月27日現在)。フルカラー対応で、今後の機能拡張を視野に入れた設計になっており、あらゆる可能性を抱えたハンディプリンターです。現在、GREEN FUNDINGなどでクラウドファンディングを受付中です。
本製品は、EVEVOT JAPANが販売しているハンディプリンター「PrintPods」の後継機。そのため、「PrintPods」が持っている、木材や布、プラスチック、金属だけでなく、革や肌などにも文字や画像、ロゴなどを印刷できます。「PrintPods」利用者による改善要望も実現しており、スマホアプリとの通信環境の改善や、インクの目詰まりをアプリでも解決できるようにしたり、自作のイラストや文字をアーカイブする機能も追加したりしています。
また、本体サイズは59×59×58mm・重量144gと軽量コンパクトで持ち運びしやすいのもポイント。専用のカートリッジを本体に挿入しフルカラー印刷が可能です。USB Type-Cで充電でき、Wi-FiおよびBluetooth通信に対応。プリント可能な幅は8.4×14.3mmで解像度は600dpiです。
最も重要な特徴は、組み合わせ次第でA4対応のプリンターやラベルプリンターなどさまざまなプリンターに変化できるという拡張型設計であること。特にビジネスシーンでも多く用いられるA4用紙へのプリントは需要が多いため、専用の拡張キットを用意。「A4モバイルプリンター拡張キット」付きのセット(3万6365円~ 9月27日現在)も本体同様に受付中です。なお、ラベルプリンターモジュールは現在開発中とのこと。
今後の機能拡張を見据え、開発しやすいようオープンソースとしてSDK(ソフトウェア開発キット)も用意しているため、将来的にユーザーがプリンターをカスタマイズしていくことも可能。ユーザーのアイデア次第で「PrintX」を壁に這わせて壁画アートを描いたり、3Dプリンターに組み込んで立体物にフルカラーで色を付けたりすることもできるようになります。
機能拡張を活かしたカスタマイズにより、これまで大量生産では難しかったような、ユーザーごとの要望のかゆいところに手が届くオリジナルプリンターを開発することもできるようになるでしょう。夢が広がる超小型のハンディプリンターで、あなたも新しいプリンターを作ってみませんか?
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/479277/
- Source:&GP
- Author:&GP
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