AirPods Pro(第2世代)は、ノイズキャンセリング性能や音楽などを「聴く」性能に注目が集まっていますが、電話での通話やビデオ会議など、マイクを通じて「話す」性能も向上しています。初代AirPods Proと、話し声の音質を比較してみました。検証動画とあわせてご覧ください。
Appleは「マイクを再設計」「声を正確に認識」と説明
9月23日に発売されたAirPods Pro(第2世代)の外観や操作性、音楽などを聴く際の音質に続いて、AirPods Proを使って話し、伝えるためのマイクの音質について、初代AirPods Proと比較しました。
なおAppleは、AirPods Pro(第2世代)の進化した点として、内向きのマイクを再設計し、音声強調アルゴリズムと連係することで、声を正確に認識してクリアに再現する、と説明しています。
AirPods Proの新旧とマスクの有無で聴き比べ
筆者はこれまで、マスクをつけて初代AirPods Proで通話している際に何度か「よく聞こえない」と言われたことがあり、マスクによる影響も気になっていたので、マスクの有無による影響も比較してみました。
検証は、エアコンが弱く動作している室内で、それぞれのAirPods Proを14インチMacBook Pro(2021年モデル、M1 Pro)に接続し、Zoomのレコーディング機能で録音した音声を聴き比べる方法で行っています。
なお、筆者の初代AirPods Proは「音の問題プログラム」に該当したため、2021年秋に左右とも新品に交換されています。
聴き比べると、声の聞こえ方に大きな違い
まず、AirPods Pro(第1世代)では、マスクを装着していると、声がやや若干こもった感じに聞こえます。屋外など、周囲が騒々しいとマスク越しの声は負けてしまいそうです。
次にAirPods Pro(第2世代)を第1世代と比べると、マスクの有無に関わらず、声が聞き取りやすくなっています。また、マスクを着用していても声がクリアで、近くで話しているような感じがします。マスクを外すとさらに声がクリアになりました。
筆者はこれまで、初代AirPods Proに特に不満を感じずに使っており、仕事のミーティングにもAirPods Proを使っていました。
しかし、AirPods Pro(第2世代)のクリアな声を聴いてしまうと、初代AirPods Proで仕事のミーティングに出るのは気が引けてしまいます。
検証の音声をまとめた動画はこちらでご覧ください。
Photo:Apple
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-492232/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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