雰囲気の良さから人気のオイルランタンですが、「せっかくの熱源、調理に使わないのはもったいない…」ということで、昨年あたりからソロキャンパーを中心に注目を集めているのがランタンウォーマー、つまりランタンの上にカップや缶詰を載せて温めるためのアダプターです。
ソロキャンプブームの中、今シーズンはさらに進化したアイテムが登場。ランタンを利用した保温調理に加えて、シングルバーナーやアルコールストーブと組み合せることも可能なマルチギア「MULGOTO」(6494円〜 10月1日現在)をご紹介します。
アイアン製の鉄板を筒状にした「MULGOTO」。本体サイズは直径88mm×高さ70mmで、サイドに入ったスリット(切り込み)を利用してオイルランタン上部に設置することで、ランタンからの排熱を利用して保温調理に使えるようになっています。
特に外気の冷めたいこれからの時期は、温かいモノを温かいままいただけるのはやっぱりうれしいもの。温かいスープやコーヒーを保温しておくのにもいいし、惣菜の缶詰などを温めるのにも便利です。
各ランタンメーカーから出ているオプションと違い、サードパーティ製のウォーマーはさまざまなランタンにセットして使えるのが最大のメリットなのですが、とりわけこの「MULGOTO」ではランタン以外のアイテムとも組み合わせられる汎用性の高さが大きなポイントとなっています。
例えばランタンを使わない日中は、アルコールストーブやシングルバーナーの風防兼五徳として活躍。細いスリットはSOTO「ST-310」の脚部がピッタリはまり、アルコールストーブを中に置けば横風を防いで安定した燃焼を得られます。
付属する3枚のプレートを使いこなせば熱源との距離や火力の調整もできるので、ソロキャンプでの調理の可能性も大きく広がります。
また底部分にプレートをセットすれば固形燃料を使ったミニストーブにもなるし、キャンドルホルダーや蚊取り線香を入れる蚊遣り器にも。アイデア次第でさまざまなシーンで活用できます。
もちろんランタンウォーマーとしての機能性にもひと工夫。「FEUERHAND276」などのように、直接セットできるモノもありますが、「DIETZ 78」「CAPTAIN STAG」「カメヤマキャンドル オイルランタン」などは付属の円型プレートをベンチレーターに載せてから本体をセットすることで、より安定感が得られるようになっています。
本体素材には、あえて無骨なアイアンを使用。ゆえに重さも310gと、この手のアイテムとしてはやや重さがありますが、そこは安定感と耐熱性との相殺ということでご容赦を。Makuakeではアルコールストーブや燃料の携帯に便利なスキットルとのセットコースも用意されています。
>> Makuake
<文/&GP>
【関連記事】
◆いつでもどこでも暖まる! 小さくてカッコいいガスボンベヒーターが便利そう
◆オピネルの定番ナイフがスプーンやフォークになるってめっちゃイイ!
◆やっぱこれでしょ!カップ麺にジャストフィットするクッカーで外メシが大充実!
- Original:https://www.goodspress.jp/news/479933/
- Source:&GP
- Author:&GP
Amazonベストセラー
Now loading...