迫力の大画面でゲームや動画を楽しみたいなら、最も手っ取り早いのはホームプロジェクターやテレビをワイヤレスでつなぐ方法。でもメインで遊ぶゲームはもっぱらFPSや格闘ゲームという人の場合、環境によっては映像の遅延や反応の遅さが気になることもあります。
もちろんケーブルでつなげば確実だけど、ゲーム機やスマホをコントローラーとして使う場合はたった1本のケーブルですら煩わしく感じるもの。
そこで提案したいのが、ミリ波を使った映像伝送という新しい選択肢。この秋GREENFUNDINGで先行販売中の「HT02」(2万8980円〜 10月3日現在)は、60GHzのミリ波技術を使った映像伝送送受信機。ワイヤレス伝送に関してはほとんど遅延を生じることなく大画面映像投影が可能。Wi-Fiのない場所でも使えてワイヤレス伝送距離は最大25m(!)って、なんだかちょっとすごくないですか?
家庭用プロジェクターでスマホやゲーム機の画面を投影しようとする場合、端末本体とプロジェクターをWi-Fiなどを介してワイヤレス接続することが多いもの。同一ネットワークに繋がってさえいればサクッとつながるWi-Fiは確かに手軽で魅力的だけど、安価なホームプロジェクターの場合応答速度がイマイチなこともあるし、Wi-Fiの混雑状況による影響だって避けられません。
そうしたストレスを一蹴する選択肢として登場するのが、この「HT02」。スマホやゲーム機、PCなどの端末本体に接続する“発信機”と、プロジェクターや大型テレビ、ディスプレイなどに接続する“受信機”の2つのユニットで構成されたミリ波使用の映像送受信機です。
ミリ波とは、電磁波の区分のひとつで、周波数帯域が30GHzから300GHzほどの電波のこと。電波の直進性が高く、一度に送ることができるデータ量が多いミリ波は、高速で大容量通信に適した電波としていま注目されています。
「HT02」はそのミリ波のなかでも60Hz帯域を使った技術を応用したもの。ふたつのユニットをこのミリ波を利用して接続し、映像や音声のデータ伝送を行います。データ伝送速度は3.96Gbitという高スピードなので、ワイヤレス伝送部分に関してはほとんど遅延が発生することはありません。
2つのユニットはどちらも内部に高性能アンテナを搭載するので、投影したいデバイスとの間に遮蔽物さえなければ最大なんと25mもの距離での投影もOK! 映像のみならず音声データも伝送できるので、広い会議室や講義室、アウトドアなどでも活用できそうです。
出力映像の最大対応解像度は2K/60fps。発信機側の接続ポートはHDMIとUSB Type-Cに対応します。PCやコンソールゲーム機、カメラやスマホなどさまざまなデバイスに対応するので、ゲームや動画を楽しむときはもちろん、イベントやホームパーティ、在宅リモートワークなどさまざまなシーンで使えそう。
なお、特別なアプリのインストールも不要。使う場所のネットワーク環境にも左右されないので、外出先での打ち合わせやプレゼン用機材のトラブルに備えた保険として持っておいても重宝しそうです。
ただし、ミリ波は直進性が強いという特性ゆえに遮蔽物のある環境には弱いため、使用環境には少し注意が必要。また、スマホとの接続をメインに考えている場合は、お手持ちのスマホが映像出力に対応しているかどうかをあらかじめ確認しておいた方が無難かも。
iPhoneのようにUSB Type-Cポートを搭載しない場合には変換アダプタが必要なケースもあるので、不安がある場合は購入前に問い合わせておくと安心です。
>> GREEN FUNDING「ミニワイヤレス映像伝送器 HT02」
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/481449/
- Source:&GP
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