イーロン・マスク氏率いるSpaceXが運営する衛星通信サービスStarlinkが、日本の一部地域でのサービスを開始しました。
アジアでは日本が最初のサービス提供国となります。
関東〜東北にかけて申込みが可能に
Starlinkが公開している地図によると、本稿執筆時点で日本において同サービスが申し込み可能なのは関東から東北にかけての地域です。
本州のその他の地域、四国、九州、北海道などは「近日提供予定」となっています。
Starlink が日本でのサービスを開始しました - アジアでは初めてのサービス国です → https://t.co/slZbTmHdml
— SpaceX (@SpaceX) October 10, 2022
月額12,300円、ハードウェアは73,000円
筆者の住所(東京都)で試してみたところ、予約画面に遷移しました。予約金は12,300円、サービスは月額12,300円、ハードウェアが73,000円と表示されました。
なおStarlinkサービスには30日間の無料試用期間が設けられており、期間内であればハードウェアの返品と引き換えに、代金の全額が返金されます。
ハードウェア(Starlinkキット)には、Starlink、Wi-Fiルーターと電源、ケーブル、ベースなど、インターネット接続に必要なものがすべて含まれています。またiOS、Android対応のモバイルアプリも用意されており、設定をカスタマイズすることが可能です。
サービスは一般的なユーザー向けと見られる「レジデンシャル」に加え、「ビジネス」「RV」「マリタイム」の4種類が用意されています。
Starlinkは高度550キロの低軌道を周回する1基の静止衛星によって提供されており、低軌道であるがゆえに約20ミリ秒の低遅延を実現しています。
Source:Starlink
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-495260/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania