iPhone14/14 Plusの販売低迷影響か〜サプライヤーが別の成長事業展開模索

iPhone14 Plus
 
経済日報が、iPhone用のカメラ関連部品を供給する、Luxshare Precision(立訊精密工業)、GoerTek(歌爾)、Lens Technology(藍思科技)の3社が、iPhone14およびiPhone14 Plusの販売低迷による株価下落の影響により、Apple製品以外への事業展開を模索していると報じました。

iPhone14シリーズ発売後、株価下落

経済日報によれば、iPhone14シリーズ発売以降、各社の株価は、Luxshare Precisionが18.68%、GoerTekが23.38%、Lens Technologyが7.32%下落したとのことです。
 
同メディアは各社の株価低迷の理由として、Apple製品向け部品が各社の売上高に占める割合が高いこと、iPhone14シリーズの出荷台数が期待よりも低く、特にiPhone14 Plusのそれは想定を大幅に下回っていることを挙げています。

iPhone14シリーズ発売で株価上昇が期待されたが

こうした状況で各社は、Apple製品ならびにスマートフォン関連製品向けの売上高が占める割合を抑えるべく、新たに電気自動車(EV)向け製品市場への参入を目指していると、経済日報は伝えています。
 
Lens Technologyの株価は、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、大幅に下落していることが2022年4月にも報告されていました。
 
iPhone14シリーズ発売により、そこからの回復も期待されましたが、iPhone14およびiPhone14 Plusの販売低迷により別の方策を検討する必要が生じています。
 
 
Source:経済日報
(FT729)
 
 


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