無骨なジムニーをより魅力的にしてくれる快適・便利アイテム5選

ホンモノの道具としての機能美、無骨さが、魅力となっているスズキ・ジムニー&ジムニーシエラ。他に類をみない高い悪路走破性を持っている一方で、ユーザーには物足りない部分があることも否めません。

特に便利系・快適系の装備は十分とはいえず、ドライブ中にちょっとしたことが気になったりします。そこで、今回はジムニーの“ここが足りない”を解消してくれるアイテムをご紹介します。

1.機能だけでなく、使わない時のデザインが美しいドリンクホルダー

ジムニーに装備されているドリンクホルダーは、たったの2つ。後席の人は使えないし、2人でも2個だけでは複数の飲み物を置いておくことができません。

ジムニーオーナーの間では、ドリンクホルダーを増設することがもはやスタンダードとなっていますが、アフター品の中でも比類無き美デザインを持っているのが、アピオ「フリップアップドリンクホルダー(5500円)」。

エアコンの吹き出し口に取り付けるアイテムで、使用しない時はインテリアのドレスアップパーツとして機能します。ホルダーとして使う時は、リングを持ち上げ、受け皿を出すだけ。500mlのペットボトルや缶、紙カップなどを入れることができます。吹き出し口に付くので、ドリンクを冷やす効果も得られる、一石二鳥アイテムです。

>> アピオ「フリップアップドリンクホルダー」

2.インパネに機能をプラスできる3つのアイテム

ジムニーで感じる不便さのひとつが、モノを置く場所がないこと。スマホや財布を置くトレイがあることはありますが、サイズが小さく、シフトレバーの前なので暗い時には見えづらい場所です。

そんな不便を解消してくれるのが、カーメイトの「ジムニー専用トレー・NZ819(実勢価格3480円)」。オーディオスペースの下のパネルを外して付けると、スマホなどが置けるスペースを増設することができます。滑り止めのマット付きなのも嬉しいポイント。

また同じように、パネル交換で取り付けられるのが「ジムニー専用スマホホルダー・NZ824(実勢価格3480円)」と「ジムニー専用センターパネル・NZ825(実勢価格1980円)」です。スマホホルダーは固定部が360度回転可能で、充電ケーブルを押さえるフック付き。地図アプリなどを使う時に重宝します。

センターパネルは、純正と同じようなナットが埋め込まれているアイテムで、インテリアのドレスアップに。ナットを付け替えることで、カラビナなどを取り付けることも。ジムニーのユーティリティにプラスαしてくれます。

>> カーメイト

3.リアゲートを自由な場所で固定できるようになる

ジムニーでキャンプなどに行くと分かりますが、リアゲートにスペアタイヤが付いているために、とにかく開閉が重い…。さらに、全開したくないようなケースでも、半分ゲートを開けておくということができません。

そんな不便さを解消してくれるのが、オフロードサービスタニグチの「フリーストップドアオープナー(2万1780円)」です。

勾配のあるような場所でドアオープナーに手をかけても勝手に全開になることがなく、ゲートを止めたい所まで開けることができるようになります。

後ろが狭い駐車場などでちょっとだけリアゲートを開けて荷物を出し入れしたい時など、便利さを感じさせてくれるパーツです。

>> オフロードサービスタニグチ

4.ジムニーオーナーに人気絶大なスイッチエキステンション

旧型ではドアにあったウインドウスイッチですが、運転席・助手席の快適性を考慮してセンターコンソール内に移動。しかし、スイッチの位置がかなり下にあり、しかもシーソースイッチの出っ張りが小さいため、操作性が悪くなってしまいました。

EXEAの「ジムニー専用スイッチエキステンションBK(1691円)」を付ければ、驚くほど操作性が改善。いちいちスイッチに視線を落とさなくても、直感的にウインドゥの開閉ができます。

セットには中央スイッチ2個分のパーツも付いているので、内装のドレスアップにも。シルバーに光る部分をブラックに変えて、車内をグッとタフなイメージすることができます。

>> 星光産業「EXEA スイッチエキステンション BK」

5.車中泊の快適性を大幅にアップできるエアマット

ジムニーのシートを前後左右とも倒すと、車中泊が可能なフラットシートにすることができます。しかし、シートの凹凸が残るため、実際に寝てみると意外に寝づらい…。

しかし、 SHINOBIアウトドアギアの「ジムニー・ジムニーシエラ対応キャンパーバンキット(5万4000円)」を使えば、快適睡眠が可能になります。

ジムニーシリーズの車内にジャストフィットするエアマットで、付属のポンプを使えば3分ほどで膨らませることができます。

通常のエアマットだと膨らませても柔らかさが残りますが、このアイテムは水上で乗れるくらいに硬くなるのが特徴。その硬さが凹凸に関わらず、平らな就寝スペースを実現してくれます。インテリアの凹凸をすべて考慮した形状も、ワザありポイントです。

>> SHINOBIアウトドアギア

※  ※  ※

今回はジムニーをさらに便利、快適にできるアイテムの一部をご紹介しましたが、アフターパーツの豊富さもジムニーの魅力のひとつ。

内装だけなく、外装品もいろいろリリースされています。ドレスアップパーツのみならず、機能性をアップできる実用系パーツが市場に多数出ています。見ているだけでも楽しいものばかりですので、ぜひチェックしてみてください。

<文/山崎友貴>

山崎友貴|SUV、キャンピングカー、オートバイの悦楽な生活を探求し続けるフリー編集者。アウトドアライフをおくったり、旅することでそれぞれを使い倒し、その魅力とさらなる実用&快適性アップを研究している

 

 

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