モバイルモニターにも有機ELの波が到来!ASUSの最新ポータブルディスプレイ

出張先や在宅ワークの相棒として、あると重宝するのがポータブルタイプのディスプレイ。好きなところに持ち運べて、使わないときは畳んですっきり収納。働き方の多様化とともに注目を集めている機器のひとつですが、そんなポータブルディスプレイにもついに有機ELの波が到来したようです。

ASUS(エイスース)のZenScreenシリーズに登場したのは、美しい色を再現する有機ELパネル搭載の13.3型ワイドモデル「ASUS ZenScreen OLED MQ13AH」(実勢価格:6万4800円前後)、15.6型ワイドモデル「ASUS ZenScreen OLED MQ16AH」(実勢価格:7万1800円前後)の2製品。同時発売のワイヤレス接続対応の15.6型ワイド液晶モデル「ASUS ZenScreen GO MB16AWP」(実勢価格:7万9800円前後)とともにご紹介します。

▲「ASUS ZenScreen OLED MQ13AH」

「ASUS ZenScreen OLED MQ13AH」と「ASUS ZenScreen OLED MQ16AH」は、抜群の軽さや薄さとともに、有機ELパネルならではの鮮やかな色表現性を備えたポータブルディスプレイ。


それぞれ13.3型ワイド、15.6型ワイドサイズのOLED(有機EL)パネルを搭載しており、最大解像度はいずれも1920×1080のフルHDで、映像入力端子にはUSB Type-Cを2ポート、Mini HDMIを1ポート搭載。

サイズと重さは、「ASUS ZenScreen OLED MQ13AH」が308.2×197.1×8.95mmで約0.49kg、「ASUS ZenScreen OLED MQ16AH」が358.7×226.15×8.95mmで約0.65kgと、ともに持ち運びが苦にならない薄型軽量を実現しています。

▲「ASUS ZenScreen OLED MQ16AH」

特筆すべきは有機ELならではの鮮やかでリアルな発色と応答速度。GtoGでわずか1msという高い応答速度、10億色以上の色表示に対応した繊細な色表現は、液晶パネルでは真似できないもの。色域においてはDCI-P3 カバー率100%を、色差はDeltaE < 2をそれぞれ達成した精度の高い色表現は、プロのクリエイターが求める高い要求にも応えます。

▲「ASUS ZenScreen GO MB16AWP」

一方同時発売の「ASUS ZenScreen GO MB16AWP」は、15.6型ワイドのIPS液晶パネルを搭載したポータブルディスプレイ。

最大解像度はこちらも1920×1080のフルHD、応答速度はGtoGで5msとスペックとしては標準的ですが、注目したいのはやはりワイヤレスでデバイスと接続できる点! 外部電源を使わずに内蔵バッテリーで駆動し、Wi-FiやMiracast、AirPlayを介してPCやタブレット、スマートフォンなどの画面をケーブル不使用で拡張できるのです。

サイズは357.9×224.78×11.5mmで、重さは約1.09kg。ややボリュームがあるように感じるかもしれませんが、7800mAhの大容量バッテリーを搭載していることを考えれば納得。ケーブル接続の煩わしさがなく大画面を気軽に使えるのは、出張などで移動する機会が多い人にはうれしいはず。ビジネスはもちろん動画やゲームなどのエンタメコンテンツを楽しむのにもいいですね。

USB Type-CやMini HDMIを介した有線接続にも対応しているから、シーンに合わせてさまざまな入力ソースに対応可能。バッテリーが切れた時も安心です。

>> ASUS

<文/&GP>

 

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