iPhoneシリーズはストレージ容量の異なる複数のモデルをラインナップしていますが、iPhone14シリーズでは大容量モデルを選ぶ購入者が従来よりも増加しているようです。
iPhone14 Proでは256GBモデルを選んだ人が50%に上ったといいます。
カメラの高画質化で大容量ストレージモデルの需要が高まる
CIRPがiPhone14シリーズの発売後3週間の間にアメリカで調査をおこなったところによると、iPhone14 Proの購入者のうち50%が256GBモデルを選んだそうです。
128GBモデルの購入者は、1年前のiPhone13 Proの60%に対し、iPhone14 Proでは33%しかいませんでした。
また、iPhone14 Pro Maxの購入者は256GBモデルが27%、512GBモデルが23%、1TBモデルが17%となっており、128GBモデルを選んだ人は30%しかいなかったとのことです。
この理由としてカメラの高画質化が挙げられています。
iPhone14 Proシリーズに搭載された4,800万画素カメラは、ProRAW形式で画像を保存すると、1枚あたり75MBもの容量になることがあります。
このため128GBでは心許ないと考える消費者が増えているようです。
iPhone13シリーズが依然としてよく売れている
CIRPによると、iPhone14シリーズ発売後もiPhone13シリーズが依然としてよく売れているといいます。
全iPhoneシリーズの売り上げ台数のうちiPhone13が15%、13 Proが16%、13 Pro Maxが21%を占めており、14/14 Pro/14 Pro Maxはそれぞれ4%/9%/8%に過ぎません。
また、いまだにiPhone11の購入者が9%を占め、iPhone SE(7%)よりも多いといいます。
最近のiPhoneの進化にそれほど魅力を感じていない消費者が増加しているということなのでしょう。
Source: CIRP via 9to5Mac
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-502216/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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