【令和の新殿堂入り傑作モノ】
まだまだ発展の途中ではあるが、「駐車場がいらない」「自宅で充電できる」などメリットが多いe-乗り物。ここでは、便利でおしゃれ、しかも快適に使えるさまざまなジャンルのe-乗り物を紹介する。
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電動モーターのパワーアップに加え、バッテリーの小型化とスタミナアップのおかげで、さまざまなジャンルやデザインのe-乗り物が登場。バイクなどの2輪車だけではなく、3輪、4輪の乗り物も人気だという。
e-Mobility協会の韓祐志さんは「ネットで気軽に購入できるものが増えていることもあり、電動キックボードと同様、これらの乗り物の販売数も拡大している印象です」 と話す。
基本的には近場の移動が中心ではあるが、小型でありながら3人乗れるものもあり、使い勝手はかなりいい。特に3輪のトゥクトゥクタイプ、EV-LANDの「ZINMA」はヘルメットを装着する必要がないため、バイクのような爽快感を味わいつつ、荷物を多く積載できる。
また、自転車とバイクのいいとこ取りのようなグラフィットの「GFR02」は、e-乗り物としては異色の存在。
「バッテリーが切れたら走れない、というユーザーの声を反映して、ペダルを漕げば自転車としても走れる機構を採用。ナンバーが付いている車両なので、原付免許が必要だが、いざという時に気にせず乗れるところは素晴らしい!」
ただし、これらに乗るためには対応する免許が必要。購入の際には今一度、免許の確認を!
電動キックボードやe-Bikeなど、電気で動く乗り物全体の普及はもちろん、安全に楽しむための啓蒙活動を行う。交通ルール(車両区分など)の運用について、国交省、警察庁への働きかけも行っている
■取り回しやすいサイズとスタイリッシュなデザイン
EVならではのパワーで急な斜面も力強く走行。初めての方もスムーズに運転可能です。近所へのチョイ乗りにも便利!(韓さん)
ブレイズ
「EV TRIKE」(23万9800円〜)
安定感の高い3輪タイプを全長約1.9mのコンパクトサイズで製作。ヘルメットの装着が不要で、爽快感を味わいながら走れる。バッテリーが取り外せる構造で、家庭用コンセントからの充電が可能と使い勝手も良い。※要普通自動車免許
■クルマと同じ感覚で乗れるスタイリッシュなミニカー
車庫証明がいらないなど、購入のハードルが低い。コンパクトで小回りが効くので、狭い日本の道に最適!(韓さん)
アクセス
「カヴァロ」(94万5000円)
1回の充電で最大100kmを走れる走行性能に加え、全長230cmの小型サイズを採用。小回りがきくため、買い物や通勤など都市部の走行に最適。自動車と同じステアリングを採用し、初めてでもすぐに乗りこなせる。※要普通自動車免許
■爽快感と便利さが際立つ“トゥクトゥク”タイプ!
バイクと同じ爽快感がありつつ、安定した走りも楽しめる。3人乗車ができるなど、実用面も優れています(韓さん)
EV-LAND
「ZINMA」(77万円 ※スタンダードモデル)
見かけは3輪だが、クルマのように乗れるトゥクトゥクタイプ。100円分の電気代で120kmの走行が可能とコスパが最高。充電は家庭用コンセントだけでなく、200V屋外充電スポットでもできるため、お出かけ時にも安心できる。※要普通自動車免許
■バッテリーが切れても安心できる電動バイク
万が一の時には自転車としても使えるアイデア商品!簡単に折り畳んで自室で保管できるところもいいですね(韓さん)
グラフィット
「GFR02」(19万8000円)
バッテリーが切れたときには、自転車としてペダルを漕いで走ることもできる、二刀流の電動バイク。自転車サイズのため、駅の駐輪場も利用可能と使える幅が広い。指紋認証でカギを開錠する「YubiLock」を装備し、使い勝手も良好。※要原付免許
■オートクルーズ付き折り畳み式スクーター
この手のバイクには珍しいオートクルーズを搭載! 疲れ知らずで移動できて、近所の買い物にもぴったり(韓さん)
ブレイズ
「スマートEV」(19万7780円〜)
最短5秒、3ステップで折り畳めるのに加え、重さが自転車並みの18kgとかなり軽量。自宅やクルマにスマートに収納できる。バッテリーは取り外し式で、自宅や職場でも充電可能。3.5時間で約30kmの走行ができる。※要原付免許
■やっぱりヤマハ!レトロなボディに最新技術を投入
さすがヤマハというデザインですね。しかも収納性も考えられていて、スキのない仕上がりです(韓さん)
ヤマハ
「E-Vino」(31万4600円)
レトロなデザインに確かな走行性能を搭載。低温時にも確実に駆動するバッテリーを採用し、コンディションに関わらず滑らかに走行する。一時的にパワーUPするブースト機能も搭載するなど、ヤマハらしいパワフルな走りを体感できる。※要原付免許
※2022年10月6日発売「GoodsPress」11月号68-69ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/今雄飛(ミラソル・デポルテ)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/490674/
- Source:&GP
- Author:&GP