12誘導心電図測定と虚血性心疾患が検出可能なスマートウォッチを米企業が開発か

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Heart Beamが米国商標庁(USPTO)で取得した特許から、同社は12誘導心電図測定と虚血性心疾患が検出可能なスマートウォッチを開発している可能性が高いと、Gadgets & Wareablesが伝えています。

スマートウォッチで12誘導心電図測定を行う特許取得

など心電図測定を持つスマートウォッチでは現在、12誘導心電図検査で測定される波形のうち、基本的に、右手と左手の間で測定する「Ⅰ」誘導の波形しか取得することができません
 
このことから、これらのスマートウォッチでは心房細動は検出できるが、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)に起因する心電図の変化を検出することはできないと、Gadgets & Wareablesは説明しています。

ベクトル心電図をもとに12誘導心電図を構築か

これに対してHeart Beamが開発中のスマートウォッチでは、12誘導心電図測定が可能になるようです。
 
同スマートウォッチで12誘導心電図を測定するための詳細は不明ながら、3次元ベクトル心電図をもとに12誘導心電図を構築するものになる見込みと、Gadgets & Wareablesは述べています。
 
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Source:IPowner via Gadgets & Wareables,ベクトル心電図法の長所と短所,神奈川県立循環器呼吸器病センター
Photo:Heart Beam
(FT729)


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