サッカーワールドカップのカタール大会は11月20日に開幕し、日本時間21日午前1時に第1試合が開始する予定です。一方で、現地での写真撮影やYouTubeは、身柄拘束のリスクがあると日本大使館が注意喚起を行っています。
写真撮影で身柄拘束のおそれ
在カタール日本大使館は「カタールへの渡航・滞在に関する諸注意(重要)」と題するPDFを公開し、ワールドカップ観戦のために現地を訪れる邦人に対して注意喚起を行っています。
日本大使館によると、現地では警察や軍関係、空港関係の撮影は現地の法規制により禁止されており、近くでカメラを構えただけでも身柄を拘束される危険性があります。
また、カタールでの報道活動には事前許可が必要であり、一般ユーザーがYouTube等で発信することについても、無許可の報道活動として身柄拘束や強制的なデータ消去のリスクがあると周知されています。
当局に脅されたとの報道も
Twitter等への投稿によると、カタールワールドカップのファン向け宿泊施設は、宿泊費用が高額にも関わらず劣悪な環境の模様です。
海外メディアDaily Mailは、SNSユーザーが宿泊施設の「地獄のような状態」を投稿することを現地当局が妨害しようとしていると報じました。
Qatar officials threaten to SMASH video cameras as fans begin to share footage of 'hell' fan village at World Cup https://t.co/dQ9oxxlNAB
デンマークメディアTV2のラスマス記者は公式Twitterアカウントにおいて、取材中に現地当局の担当官にビデオカメラを手で覆われ、移動するよう脅迫されたと投稿しています。なお、その後関係当局からの謝罪を受けたようです。
We now got an apology from Qatar International Media Office and from Qatar Supreme Commitee.
This is what happened when we were broadcasting live for @tv2nyhederne from a roundabout today in Doha. But will it happen to other media as well? #FIFAWorldCupQatar2022 pic.twitter.com/NSJj50kLql
Source:日本大使館(PDF), Daily Mail, Daily Mail / Twitter, Rasmus Tantholdt TV2 / Twitter
Photo:FIFA
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-504936/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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