“漁網”を生地に再利用。暖かくてしなやか、そして丈夫なパタゴニアの新作ダウン・セーター

ダウンジャケットといえば、羽毛を使用したものや、ポリエステルなどの化学繊維の中綿を使用したものが一般的。ところが、patagonia(パタゴニア)から登場したダウンは、全く新しい素材でつくられています。

新発売の「メンズ・ダウン・セーター」(3万5200円)で採用されているのは、なんと“漁網”! 廃棄された漁網を100%使用したダウンは、保温性に優れており、軽量で、なんといってもサステナブル。パタゴニアらしい、環境に優しいアイテムとなっています。

▲「メンズ・ダウン・セーター」

ラインナップは、「メンズ・ダウン・セーター」と、フード付きの「メンズ・ダウン・セーター・フーディ」(4万1800円)、「メンズ・ダウン・セーター・ベスト」(2万9700円)の3型。

近年のパタゴニアといえば、ダウン製品に限らずリサイクル素材を多く取り入れたアイテムを展開しています。これまでにも、南米の漁業コミュニティから回収された使用済みの漁網を使って、キャップのつばや衣類などに再利用してきました。

▲「メンズ・ダウン・セーター・フーディ」

ウミガメなどの海の生物の身体に絡みついてしまうといったトラブルが相次ぎ、海洋ごみとして問題視されている漁網。パタゴニアでは、漁網を衣類に利用できる高品質な糸へリサイクルする技術を開発することで、2022年秋冬シーズンには、344トンもの漁網を衣類に生まれ変わらせています。

サステナブルなだけでなく、機能性も抜群。アウトドアシーンにも十分対応できる保温性や防風性を備えているだけでなく、リサイクルナイロンを採用した表地には、PFCフリーの撥水加工が施されているため、突然の悪天候にも対応します。軽量なので、登山などのアウトドアアクティビティにも最適!

▲「メンズ・ダウン・セーター・ベスト」

3型とも、使わないときには専用のポーチにコンパクトに収納することができるので、持ち歩きにも便利です。

朝夜と日中で大きく気温の変わるこの季節には、バッグの中に備えておくと安心かも。いずれも、すでにパタゴニア直営店やオンラインストアで販売開始されています。

>> パタゴニア

<文/&GP>

 

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