ラトックシステムから、自室の温度や湿度を自動で記録できるデジタル温湿度計「RS-BTTHM1」(実勢価格:4980円)が登場。センサーで想定した温湿度を本体に保存し、アプリ上でデータの確認と管理ができるデジタル時計。…なんですが、ここまで聞いて「で、それって何に使うの?」と疑問に思った人は少なくないかも。
確かにただ日々の温湿度を記録するだけなら夏休みの宿題くらいにしか役に立たない(笑)けれど、この「RS-BTTHM1」がすごいのは、同社ヒット商品であるスマートリモコンと連携、自動的にエアコンの操作ができること! 寒い朝も快適に目覚めたい人、かさみがちな電気代をなんとかしたい人ならチェックしておいて損はないかもしれません。
本体サイズおよそ7cm×7cm、一見何の変哲もない温湿度計付きデジタル時計にしか見えないこの「RS-BTTHM1」。本体搭載の液晶画面で時刻と温湿度を一括表示できるほか、スマホとのワイヤレス連携により取得したデータをアプリで管理できるようになってます。
そしてここからがこの製品の真骨頂。同社製の「smalia(スマリア)スマートリモコン」とセットで導入することで、例えば「室温が15℃以下になったら24℃設定で暖房をオン」など、温湿度を条件とした家電操作ができるようになるのです。寝室やリビング、あるいはペットケージの近くなど、管理したい室内のエアコンの稼働をスマート化できるから、室内はいつも快適。さらに「19時から24時」など時間帯を指定して、在宅する時間のみ実行させることも可能。これなら電力をムダに消費することもありません。
さらにスマートリモコンとの連動でリモートでの家電管理にも対応。「RS-BTTHM1」が計測した温度や湿度をアプリ上で確認することもできるから、高齢者の家族の見守りやペットのいる留守宅の室温管理にも使えそう。温湿度管理が重要となる楽器・美術品などの保管環境の維持にも良さそうです。
スマートリモコンの駆動には電源やWi-Fi環境が必要ですが、「RS-BTTHM1」自体はボタン電池2個で1年間駆動可能。スマートリモコンとはBluetoothで接続しますが、見通しで理論値最大50mの距離での通信に対応するため置き場所の自由度が高いのもうれしいところ。取得した温湿度の情報は最大半年分まで保存でき、アプリでデータをダウンロードすればもっと長期のデータの取得もOK! アイデア次第で仕事でも役立ちそうです。
なおスマートリモコンの対応家電はラトックのwebサイトで確認できるようになっています。導入を考えている人は、まずは自宅で使っているエアコンや加湿器の対応状況をチェックしてみて。
>> ラトックシステム
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/494991/
- Source:&GP
- Author:&GP
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