折りたたみ可能なスマホが登場したときは衝撃でしたが、あれは画面が有機ELだからこそ実現したそうです。というのも、有機ELは自らが発光しバックライトを必要としないため、液晶自体を薄くできるからだとか。
今度はなんと曲げられるテレビが登場。それがLGエレクトロニクス・ジャパンから1月18日発売予定の42インチ有機ELテレビ「LG OLED Flex（42LX3QPJA）」（予想実勢価格：44万円前後）です。平面から最大曲率900R（半径900mmの円周）まで20段階に分けて調整できる画期的なモノに仕上がっています。
テレビを曲げられると何が良いのかというと、ゲームや映画の没入感を高められるところです。スポーツ観戦やバラエティなどみんなで番組を楽しむ場合は平面で利用し、ひとりきりでゲームなどに浸りたい場合は曲げて見るなど、シーンに合わせて曲率を調整できるようになっています。
デスクや椅子の高さに合わせて、高さや傾き（チルト）も調整できるため、自分好みの環境を構築しやすいのもメリット。高さは614～754mm、傾きは前方向に10度・後ろに5度まで調整できます。
また、画面を曲げることにより気になる映り込みについては、低減できるSAR（Super Anti Reflection）技術を採用。明るい場所であっても、スクリーンに視聴している人物の顔や、周囲の照明、物体などの映り込みにくいため、映像世界により深く没入できます。
ゲーム用ヘッドセットを用意しなくてもボイスチャットしやすいのも特徴で、声を明瞭に伝えるエコーキャンセリングマイクを内蔵。40Wのフロントスピーカーと、映像に合わせて音が360度移動するDolby Atmos対応により、迫力あるサウンドを楽しめます。
加えて、一般の液晶テレビに比べて50倍速い応答速度0.1msを実現しているため、動きの速いスポーツ観戦や、FPS、レースゲームなど画面の切り替えが速いシーンでも残像感が少なくクッキリと視聴できます。
なお、本製品は42インチですが、画面サイズを27インチ、32インチに縮小できるため、全体画面をひと目で見たいFPSやRTSなどのゲームを楽しむ際にも便利です。マルチビュー機能により2画面を同時表示することもできるため、ゲームしながら他の作業を行うことも可能です。
さらに、本製品とPCを接続した際に、スタンド横のスイッチングハブで、テレビのUSBポートに接続したキーボードやマウス、テレビ内蔵マイクを、PCでも使用できるよう切り換え可能なところもメリット。これにより、ひとつのキーボードとマウスだけでテレビもPCも操作することも可能です。
もちろん、Netflix､Disney+､Amazon prime Video､U-NEXTなどのネット動画アプリにも対応しており、ストレスなくスムーズに視聴できます。曲げられるというとがった新機能を持つテレビだからこその使いやすさを体感してみませんか？
>> LGエレクトロニクス
＜文／&GP＞
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/496249/
- Source:＆GP
- Author:＆GP
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