進化を続ける最新ドラレコ5選【CGPカー用品大賞2022】

【CGPカー用品大賞2022】

2022年も残りわずか。毎年恒例の用品大賞を決定。今年発売した注目のカー用品をはじめ、カーグッズプレス編集部やライターが実際に使って“絶対おすすめしたい”と太鼓判を押す激押しアイテムを厳選してお届け! ここではドライブレコーダー部門を紹介します。

★CARGOODS OF THE YEAR 2022★
ドライブレコーダー部門

1. 後方からの“あおり運転”を自動録画!「駐車監視機能」も標準搭載!!

【受賞POINT】
スマートに取り付けられて夜間も鮮明に撮影でき、あおり運転対策や盗難対策もバッチリ。ニーズの高い機能が詰まった実力機だ

パイオニア
「カロッツェリア VREC-DZ800DC」(実勢価格:3万4000円前後)

スタイリッシュな薄型ボディにリヤカメラをセットした2ピース。車両前後の状況をフルHD画質で鮮明に記録できるドライブレコーダー。

注目ポイントは「後方車両接近検知機能」の搭載。後方からあおり運転の車両が近づくと、警報音を発するとともに画面に警告表示を行い、自動でイベント録画に切り替わる。独自のアルゴリズムによって人の感覚に合ったタイミングで作動し、誤認識もない。

Wi-Fiを介してスマホで本体の設定や記録データの保存ができるのも便利だ。オプションを接続せずに、24時間365日駐車中の車を監視できる点も見逃せない。

▲スマホとWi-Fiでワイヤレス接続。手元で各種設定や記録映像のダウンロードができる

 

▼スタイリッシュなデザインで見た目も良好

▲ガラスに直付けするように装着。カメラ部分には回転機構が備わり、駐車時は車上荒らし対策として室内に向けられる。リヤカメラは非常に小型で取り付けやすく、角度調整も簡単に行える

 

▼逆光などの急な明暗差にも補正機能でしっかり対応

▲フロントカメラ、リアカメラともにフルHD画質で映像記録を行う。明暗差を自動的に補正するWDR機能も備える

 

▼駐車監視機能を備えて暗がりでも車内の様子を記録できる

▲車両配線から電源を取得し、24時間365日の駐車監視を実現。STARVISセンサー搭載のナイトサイト機能により夜間でも鮮明な映像記録が可能

 

▼あおり運転時には録画と警告で危険を知らせる

▲後方の車両がリヤウインドウに大映しになる程近づくと自動的にイベント録画に切り替わり、ドライバーに表示と音で知らせる

 

2. 「スマートフォン連動駐車監視機能」で駐車中の異常を通知!

【受賞POINT】
ドラレコを車上荒らしや車両盗難対策のセキュリティシステムとして活用したい人にはベストな選択。記録映像もきわめて鮮明だ

ユピテル
「ZQ-40sim」(実勢価格:7万5900円前後)

近ごろ人気を集める360度カメラ+リヤカメラ搭載モデル。事故の状況記録だけでなく、話題のあおり運転にも対応する。

このモデルで特に心強いのが、「スマホ連動駐車監視機能」の搭載だ。本体には無線LANとBluetoothのふたつの通信機能、マルチバッテリーを搭載し、通信圏内ならば駐車中でもスマホと常に無線接続が行える。

そのため振動や動体を検知するとプッシュ通知が届き、カメラが捉えた映像で詳細な様子をスマホの画面で確認できる。さらに、アプリ操作で画面を点滅させたり、ブザー音を鳴らしたりして不審者への威嚇も可能。同時に映像データをスマホにも自動保存する。自宅や職場の駐車場が隣接しているものの死角になる、といった場合には大いに役立つだろう。

センサーには高感度で定評のあるSTARVISを採用し、明暗差を自動補正するHDRも装備しているなど、ドラレコとしての信頼性も高い。

▲背面には2.4インチディスプレイを搭載。カメラは500万画素センサーで、画角は水平360度、垂直240度

 

▼通報機能付きで防犯効果が高い!

▲駐車監視中に動体や振動を検知すると、本体のマイクロSDカードだけでなく、接続したスマホにも映像を記録する

 

▼遠隔でも威嚇ブザーを発令できて安心

▲専用スマホアプリは扱いやすいうえに多機能。左は映像表示の切替選択で、右はワイヤレス操作による威嚇ブザー音の再生

▲カメラが捉えている映像を手元のスマホで見られる。警報通知が届いた際に離れた場所から詳細に状況を確認できて安心だ。2分割画面、360度画面の切替えも可能

▲エンジンOFFにすると走行中に充電されたマルチバッテリーから電源供給を行い、駐車監視ができる。バッテリーが上がる心配がない

 

3. 夜間の低照度下でもノイズの少ない映像を記録できる

【受賞POINT】
夜間ドライブが多いのならば、このモデル一択といっていいほど暗所での映像記録性能に優れる。明るさや色合いの再現性は抜群だ

コムテック
「HDR801」(実勢価格:5万8080円前後)

▲フロントカメラを搭載した本体とリヤカメラユニットの2ピース構成。車両前後の状況をフルHD画質で記録する

コムテックの2カメラドラレコの最新にして最上級モデルが「HDR801」。最大の特徴は圧倒的に夜間の記録映像が美しいこと。同社が業務提携を行うマクセルの映像処理技術“アクセンチュアライザー”をベースに開発した映像補正技術“リコライズ”を搭載し、人の感覚に合わせた見やすい映像に仕上げられている。

従来からの「HDR」が明るさ軸を補正するのに対し、リコライズは鮮やかさと精細さを同時に補正。オムニビジョン社のPureCel Plus-S技術搭載センサーにより、低照度下でのノイズもしっかり抑える。明るいだけでなく色合いがリアルで、白飛びや黒つぶれが起こらない。この機能を目当てに購入しても間違いはないだろう。

ガラス直付けで操作性もなかなか。オプションのコードを接続すれば、最大24時間の駐車監視が行える。

▲クルマに合わせてカメラを最適な角度に調整できる。操作キーが大きく、クリック感もあって扱いやすい

 

▼暗がりでも明るく鮮明に撮れる

▲夜間/フロント:照明の色や周囲の車両のカラーもリアルに再現されている

▲夜間/リヤ:プライバシーガラスを介していても十分な明るさ。色の再現も忠実だ

▲電源ケーブル、リアカメラケーブルは本体の右上にまとめられて配線スッキリ

▲Windows PC向けビューワーソフトを用意。前後カメラの映像とともに車両走行情報を表示する

▲背面の2.4インチディスプレイには設定メニューや記録映像を大きくわかりやすく表示。説明書を見なくても簡単に扱える

 

4. リーズナブルな価格で高性能!純正ミラーに装着できるデジタルミラータイプ

【受賞POINT】
デジタルルームミラーとドライブレコーダーが3万円台で同時に手に入るコスパの高さが嬉しい。安全・安心ドライブに貢献する

ネオトーキョー
「ミラーカム2(MRC-2022)」(3万4800円)

ドライブレコーダーの新ジャンルとして人気急上昇中なのがミラー型。デジタルルームミラーとドライブレコーダーの機能を併せ持つ一石二鳥のモデルだ。

本体はデザイン性に優れ、ハイクオリティなイメージ。独自のトップウォール構造を採用し、前面から見えないようにケーブルの接続端子をロゴが描かれている部分の裏に設置。静電式タッチパネルを搭載しているミラー型ディスプレイは10.88インチで、カメラで捉えた後方映像を常時映し出す。映像を拡大表示するズーム機能も好みに合わせて利用可能だ。

純正ミラーに重ねてゴムバンドで固定する装着方法で、取り付ける場所は、フロントカメラはルームミラーの裏、リヤカメラはウインドー内側や車外のナンバーガーニッシュ部でも可能。ラインナップにはフロントカメラとGPSを省略した、リヤ専用タイプの「ミラーカムSE」もある。

 

▼リヤカメラは車内にも車外にも設置可能

▲写真はリヤウインドーの内側にリヤカメラを装着しているが、ブラケットを付け替えればナンバーガーニッシュ部など車外にも装着できる

▲本体は純正ルームミラーに重ね合わせてゴムバンドで固定する。汎用性が高く、多くの車種に取り付けられる。ガタツキも発生しない

▲鏡面は静電式タッチパネルで、各種の設定操作ができる。ワンタッチで車両後方映像を拡大するズーム機能付き

 

▼専用のビューアーソフトで詳細に情報を確認できる

▲PCで映像を再生すると、GPSやGセンサーで取得した情報の確認ができる。撮影場所の地図表示も可能

 

▼2画面表示で前後の映像を同時に確認

▲フロントカメラとリヤカメラの映像を同時に表示できる。大画面なので記録映像の再生も快適だ

▲夜間/フロント:フルHD画質で映像記録でき、高感度なSTARVISセンサーも搭載。路肩まで明るく捉えている

▲夜間/リヤ:色付きガラス越しでも昼夜問わず鮮明な映像を記録。リヤカメラはバックカメラとしても使える

 

5. 360度録画モデルながら車両の前方も鮮明に記録できる!

【受賞POINT】
人気の3カメラ搭載360度ドラレコ「DC4000R」の弟分。同様の基本コンセプトながら2カメラタイプにすることで低価格を実現

カーメイト
「ダクション360D DC3600R」(実勢価格:5万2250円)

360度カメラ搭載ドラレコの先駆けといえば、「ダクション360」シリーズ。新登場の「DC3600R」は、360度カメラを搭載した本体にコンパクトなリヤカメラをパッケージしたモデル。

360度映像(解像度960×960)に加え、独自のデュアルレック機能を搭載。一体型ながら、車両前方部分を高画質で切り出し、鮮明なフロント映像(同1920×1080)を出力できる。これにより、1台の360度カメラで車両前方からの衝突、側方からの衝突をカバーでき、幅寄せや割込み、乗り込みなどの交通トラブル状況をわかりやすく捉える。後方からの衝突やあおり運転はリヤカメラ(同1920×1080)で記録。

無線LAN接続したスマホで映像再生やファームウェアアップデートができて、カーナビに高画質なHDMI出力(オプション)を行えるのも特徴。駐車中に衝撃を検知して録画を行う駐車監視オプションも用意している。

 

▼ナンバープレートの文字がくっきり見える!

▲往来モデルの映像から車両前方を切り出したもの

▲DC3600Rデュアルレックの映像。ナンバーの4ケタが読める

 

▼単独でリヤカメラを装備してあおり運転の記録にもしっかり対応

▲上:フロントカメラ装着イメージ 下左:リヤカメラの映像。追走するクルマのナンバーも鮮明で、しっかり読み取れる

 

▼車内の様子も記録できて安心

▲本体搭載の360度カメラで捉えた映像を2分割で表示。上は車両前方を幅広くカバーし、下は車内と側方、さらに後方までカバーしている。画角は水平360度、垂直220度

>> 特集【CGPカー用品大賞2022】

※2022年12月6日発売「GoodsPress」1・2月合併号別冊付録10-14ページの記事をもとに構成しています

<文/浜先秀彰・伴隆之・湯目由明・平岡祐輔・CGP編集部 撮影/澤田和久・糠野伸>

 

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