近年日本でも存在感を発揮している、中国大手スマートフォンメーカーのOPPOが、装着不要なフィットネストラッカーを発表しました。
マウスのような形状
中国で開催された「Inno Day 2022」で新たに発表されたフィットネストラッカー「OHealth H1」は、ウェアラブル(身につける)ではなく“ホールダブル”(持つ)と表現しても過言ではない、マウスのような独自の形状が際立っています。
重量はわずか95グラムで、通常のウェアラブルデバイスと同じく、体温や心拍数、血中酸素濃度、心電図(ECG)を計測できるだけでなく、ユーザーの近くに置くだけで、睡眠の質や呼吸、わずかな動きをモニタリングしてくれるのが特徴です。
Apple Watchの心電図(ECG)測定が、各国で足並みを揃えてサービス提供されなかったように、健康に関連するデバイスは各国の政府機関から許可を得る必要があるため(米国ならFDA)、中国国外でも販売されるとは限りません。
しかし、肌身離さず持ち歩かなくとも、健康状態をモニタリングしてくれるフィットネストラッカーは、従来のウェアラブルの概念に留まらない可能性を秘めています。
スマホ以外にも活路見出す
2022年第3四半期(7月〜9月)の世界スマートフォン出荷台数ランキングで、OPPOは4位タイとなる、8.6%の市場シェア(IDC調べ)を獲得しています。
今回OPPOは「OHealth H1」だけでなく、拡張現実(AR)メガネ「Air Glass 2」も合わせて発表していますが、スマートフォン市場の飽和傾向が顕著な中、いかに事業を多角化していくかが鍵となりそうです。
Source:Nikkei Asia,digitaltrends
Photo:YouTube/Oppo
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-510982/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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