2022年9月の電波法施行規則等の改正により、新たに家庭用無線LAN用途に開放された6GHz帯の周波数帯域。これをきっかけに国内各社より続々と、最新規格“Wi-Fi 6E”対応した無線LANルーターが発表されています。
エレコムより12月下旬に発売となった「WRC-XE5400GS-G」(実勢価格:2万2800円前後)もそうしたルーターのひとつ。高速データ伝送を安定した通信環境で行える高機能ルーターがあれば、家族全員がスマホやPCを持つようになっても、データ容量の多い次世代コンテンツが登場しても、余裕で対応できますよ。
エレコム「WRC-XE5400GS-G」は、国内でも利用可能となった無線LANの最新規格“Wi-Fi 6E”に対応した高機能ルーターです。“Wi-Fi 6E” の「E」とは“extended(拡張された)”の頭文字。すなわち、現在広く普及している無線LAN規格“Wi-Fi 6”の拡張バージョンという意味になります。これまで無線LANで使われてきた2.4GHz帯と5GHz帯に加えて、6GHz帯も利用できることが最大のポイントです。
帯域幅の広い6GHz帯では同時使用できるチャネルをより多く確保できるうえに、5GHz帯のようにレーダー波などと干渉することもないから通信に制限がかかることもない。道路に例えれば、“車線が多く信号にひっかかることもない、快適に走れる高速道路が新設された”というイメージでしょうか。同時に複数のユーザーがネットにアクセスしても渋滞を起こすことがないため、4K動画のストリーミングやオンラインゲームなど、データ容量の多いコンテンツにも余裕で対応できるのが強みです。
さらに複数台接続に強い“OFDMA”、送信情報量をアップする“1024QAM”、スマートフォンのバッテリーが長持ちする“TWT”など、通信の安定化と高速化を実現できるさまざまな技術を搭載。家族それぞれが同じ時間帯にテレワークやオンライン学習を利用しても通信が滞ることなく、スムーズなコミュニケーションが実現できるのです。
ルーターの導入や置き換えと聞くと少し面倒なイメージがありますが、使用中の環境がIPv6 IPoEインターネット接続なら、本機のINTERNETポートにLANケーブルをただ接続するだけでOK。置き換えの場合も、わずらわしい個別設定なしにルーターの引き継ぎができる“らくらく引っ越し機能”を搭載し、使用中のルーターと本製品のWPSボタンを押すだけで、自動的にSSIDや暗号化キーをコピーできるから、今使っているスマホやPC、スマート家電などの設定は一切触る必要がありません。
さらにセキュリティにおいては、より強固なセキュリティを実現する暗号化技術“WPA3 Personal”を実装。またネットの使いすぎから子どもを守るタイマー機能や、納戸や離れとのWi-Fi通信を可能にする“中継器離れ家モード”をはじめとする独自機能も搭載するなど、安全・確実なネット利用をサポートする機能を多彩に搭載しています。
家族の成長につれて家庭内でネット接続するデバイスはどうしても増えていくし、8K動画やVRゲーム、メタバースなどデータ伝送容量の多い次世代コンテンツも続々登場しています。ルーターの買い替えはそうそう頻繁に行うものではないからこそ、置き換えるなら最新のものを選んでおくと安心かも。
>> エレコム
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/501710/
- Source:&GP
- Author:&GP
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