iPhoneの生産拠点として規模が拡大し続けているインドについて、DigiTimes Researchが、同国製iPhoneの占める割合は2027年までに50%に達するとの予測を発表しました。
2027年までにインド製iPhoneが半数を占めると予測
総生産台数に占めるインド製iPhoneの割合についてDigiTimes Researchが、2023年末に25%、2025年までに40%に増加し、2027年までに50%に達し、中国と同規模になるとの予測を伝えました。
アナリストのミンチー・クオ氏は、FoxconnによるiPhoneの生産台数のうち、インドの工場で生産されるものが40%〜45%を占めるようになると予測するなど、いずれの予測でもインドでの生産規模が急拡大することが確実視されています。
中国に集中している生産拠点分散の動きに伴い、今後はiPhone14 Proシリーズの出荷台数不足のような一極集中の弊害が解消されると期待されます。
予測的中率がかなり高いDSCCの最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏は、iPhone18 Proシリーズ(2026年モデル)は画面下埋込み型カメラとFace ID機構を搭載し、フルスクリーンディスプレイが実現されると伝えていました。
Samsungは5年以内に中国でのスマホ生産停止の可能性も
Samsungの生産地域分散の動きはAppleに先行しており、2027年までにベトナムが総生産台数の35%〜45%、インドのそれが40%〜45%を占める見通しで、今後5年以内で中国でのGalaxyスマホの生産を停止すると、DigiTimes Researchは予測しています。
DigiTimes Researchは、AppleとSamsung以外のスマホメーカーも中国以外への生産拠点整備を進めていると報告しており、そうしたメーカーでは2027年までに中国製のものが最大50%減少する代わりに、インド製が最大35%、ベトナム製が最大15%まで増える可能性があります。
Source:South China Morning Post via China Times
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-515009/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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