株式会社bitFlyer Blockchain(以下、bitFlyer Blockchain)は、同社が開発・運営を行っているプライベートブロックチェーン「Miyabi」のブランドをリニューアルしたことを発表しました。
これまで、主に法人向けに提供されていたチェックツール「Miyabi Explorer」の一般公開も行われています。
一般からの利用が簡単に
Miyabi Explorerは、Miyabi向けのツールで、ブロックの生成状況やトランザクション、テーブル一覧などを直観的に見れるのが特徴。Miyabiのローンチ以降、約6年間運用が続けられており、これまでは、金融・不動産・保険・エンターテインメント業界などの顧客に、個別に提供が行われていました。
今回の一般公開によって、法人以外のユーザーでも同サービスがより簡単に利用できるようになった形です。Miyabi Explorerへのアクセスはこちらから行えます。
大手企業も採用するブロックチェーン
Miyabiは2016年に公表されたブロックチェーンで、現在では、住友商事やマイクロソフト、三井住友海上といった複数の大手企業が導入しています。
同チェーンは、独自アルゴリズム「BFK2」によって、毎秒4,000 件のトランザクションを実行できるのが特徴。セキュリティ・トークンの導入や、ブロックチェーンを活用して、サプライチェーン全体の配送状態を正しく把握するといったユースケースが想定されています。
Miyabiを手掛けるbitFlyer Blockchainの親会社、bitFlyerグループは、2014年に創業。グループとして、暗号資産取引所の運営やコンサルティングサービスなども展開しています。
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/189153
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文
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