カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム氏は現地時間1月10日、2023年/2024年のカリフォルニア州予算案の概要を発表し、その中で、同州は「数カ月のうちに」何らかのデジタルIDソリューションを展開する準備ができており、他州と比較してユニークな方法でサポートを実施する予定だと述べました。
詳細は近日中に発表か
カリフォルニア州は以前からデジタルIDの開発を進めており、カリフォルニア州自動車管理局(DMV)は2021年に限られた人数でモバイル運転免許証とIDカードのテストを開始する許可を得ています。同州のモバイルIDソリューションがAppleのウォレットアプリと連携するかどうかはまだ不確定ですが、近日中に発表に至る見通しです。
Appleは2022年にウォレットアプリを強化し、運転免許証や州のIDカードをウォレットアプリに保存できる新機能を搭載しました。現時点では、ウォレットアプリの運転免許証とIDは、アリゾナ州、メリーランド州、コロラド州でサポートされています。
フロリダ州やルイジアナ州が行っているのと同様に、カリフォルニア州がウォレットアプリを敬遠し、州が運営するアプリを通じて運転免許証を提供する可能性もありますが、カリフォルニア州は他分野でもiPhoneとの統合をサポートしており、Appleはカリフォルニア州に本社を置いているため、Appleがカリフォルニア州当局を説得して参加する可能性は高いとみられています。
日本でもマイナンバーカードかウォレットで利用可能に?
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が昨年末来日した際、岸田首相が同氏にiPhoneのマイナンバーカードのサポートを進めるよう要請したと伝えられており、早ければ2024年にウォレットアプリでマイナンバーカードの提示が可能となる可能性が指摘されています。
Source:MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-516022/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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