鍵・QRコード不要! NEC「顔認証ロッカーソリューション」提供開始

株式会社フルタイムシステム(以下、フルタイムシステム)と日本電気株式会社は、主にスマートビルディングに取り組む事業者向けサービス「NEC 顔認証ロッカーソリューション」を開発。2022年12月23日にNECから提供を開始しています。

このサービスにより、近年の多様化するオフィス形態に合った効率的な業務の実現が可能となります。

フルタイムシステムは、パートナー企業との共創により新たな技術やシステムを創出する場として開設した「NEC I:Delight Lab」のパートナープログラムを活用し、本サービスをNECと共創しています。

高精度な顔認証技術を活用したサービス

新型コロナウイルスにより働く場所の多様化が進んでおり、テレワークが当たり前のようになっている昨今。

オフィス(サテライト・シェア)サービスの需要拡大とともに企業を取り巻く環境が変化し、働き手の生産性向上やオフィス運営者の業務改善ができるサービスが必要とされています。

そんな中、NECの生体認証「Bio-IDiom」の顔認証技術(マスク着用時でも高精度な認証が可能)を利用した「NEC 顔認証ロッカーソリューション」というサービスが、注目されています。

顔認証ロッカーソリューションの特徴

NEC 顔認証ロッカーソリューションは、テレワークなどで出社頻度が少なくなったメインオフィスや、一時的に利用するシェアオフィスにおいて、共用ロッカーに個人の荷物を簡単・安全に預けられるというもの。

また、顔認証で開閉ができるので、鍵の管理などをする必要がなく、ロッカーに個人の荷物を預け入れることができます。

特徴は以下の通りです。

  • 顔認証登録は遠隔でできる
  • 鍵やQRコードを取り出すことなく、顔認証でスムーズに利用可能
  • 顔認証で鍵管理が不要になる
  • 利用者特定による荷物置忘れなどへの対応が容易

このように、管理業務が効率化されるだけでなく、オフィス運営者側の負担軽減が期待されています。

このサービスが、オフィスだけでなく世の中に普及すれば、自分の生体情報を登録認証を行い鍵(ID)として、地域や企業と連携することで入退管理や決済といった様々なシーンで使うことができるのではないでしょうか。

そして、個人の IDやデータの持ち主は個人が管理し、企業や自治体の複数のサービスが連携することが可能になり、旅行や買い物、通勤などの生活に関わる様々な場面をシームレスにつなげることで、安全な世の中になることが期待されます。

PR TIMES

NEC I:Delightのサービス

(文・川口祐司)


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