ドーナッツロボティクス株式会社(以下、ドーナッツ ロボティクス)は、新製品のスマートイヤホン「clip EAR」 を羽田空港に40台納品しました。
羽田空港の第1・2・3ターミナル、一部案内カウンターなどで実験的に使用します。実験期間は2022年12月28日〜2023年1月15日の予定です。距離無制限インカムと翻訳機能を使用し、羽田空港スタッフをサポートします。
clip EARについて
スマートイヤホン「clip EAR」の機能や特徴は以下の通りです。
- 距離無制限インカム
- 翻訳
- オンライン議事録作成
- バッテリーの持ち時間は200時間
- お互いのデバイスで同時通訳
- 100カ国語対応
- スマホとclip EARがBluetoothで接続可能
- イヤホンとしても使える
- トランシーバー機能
将来的にはAI秘書との接続を想定しているとのこと。
外国人旅行客数が回復中の羽田空港で実験的な導入へ
外国人旅行客数が回復する羽田空港での活躍が期待できそうな「clip EAR」ですが、実はドーナッツロボティクスと羽田空港ターミナルビルの建設・管理・運営をする日本空港ビルデングは、2017年の「羽田ロボットプロジェクト」以降プロダクトを共同開発しています。羽田空港には同社の翻訳マスク「C-FACE」の開発・導入の実績もあるとのこと。
日本空港ビルデングは「clip EAR」の販売代理店として、その他の空港や航空会社への販売も開始する予定です。
(文・川口祐司)
- Original:https://techable.jp/archives/190353
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:川口裕司
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