身体の不調を、正確にことばで表現するのは意外と難しいですよね。ことばに出来ないことで適切な市販薬や製品にたどり着くことが出来ないという経験をしたことがある人も少なくないのでは。
そんな時に役に立つのがSHANRI株式会社の提供する「みんなの症状ことば(ことばAI)」です。
みんなの症状ことばとは、ユーザーが入力した自由な症状表現(ことば)から関係性のあるヒトや製品・サービス、医療機関受診に伴うお役立ちコンテンツに繋げてくれるサービスです。 2022年に公開したユーザー間トークルーム機能に引き続き、今回は第二弾のサービスを公開しました。
入力された症状と役立つサービスをつなげる
みんなの症状ことばは「目が疲れた感じ」「鼻がぐじゅぐじゅする」などの症状を入力すると、症状に関連する可能性がある市販薬・役に立つ雑貨・生活用品などを幅広く提案してくれるサービスです。その他にも、外部ECサイトと連携しており、提案された製品の購入も可能となっています。
また、不調シーンの知恵や経験をシェア・閲覧できる機能や、症状のメモ機能が備わっています。
テキストデータを分析する「ことばAI」
SHANRI株式会社が取り扱うことばAIは、医療・ヘルスケアに関するテキストデータに特化した研究をベースに開始したサービスです。これらの研究を通じて、ことばの定義がそれを発するヒトの知恵や経験・時間・エリア・場面に応じてどのように変化していくかを導くことに成功しました。
同社は、ユーザー発信のことばから今まで結びつくことが難しかったヒト・医療環境・企業の製品やサービスへの橋渡しになることを目指していきます。
今後のアップデート予定
今後は、「管理栄養士による栄養コメント付きの症状記録・健康日記」や、「初診問診チャットボット」、「パーソナライズ医療ことば検索」などの機能を追加予定です。
(文・夏木ますみ)
- Original:https://techable.jp/archives/191042
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:鷲見萌夏
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