意識して摂取しないと野菜を充分に取ることは意外と難しいもの。
健康に毎日を過ごすためにも、野菜の摂取量は常に気にかけておきたいところです。
この度、カゴメ株式会社が野菜摂取量推定機「ベジチェック」を開発し、日本食糧新聞社によって食品業界の発展に寄与した技術に贈られる令和四年度「新技術・食品開発賞」に輝きました。
30秒ほどで簡単に野菜摂取量を推し量ることが可能
「ベジチェック」のセンサーに手をかざすことで、皮膚に蓄積しているカロテノイドの量を測定します。
その測定量を元にわずか30秒ほどで野菜摂取レベルを12段階で判定できます。
野菜にはカロテノイドが含まれており、野菜を食べると皮膚にも溜め込まれる性質を利用しているとのことです。
薬局からスーパーまで様々なシーンで活躍
「ベジチェック」は健康促進の一環として企業での活用、薬局・スーパーマーケットへの設置、イベントでの利用など、幅広いシーンで活用されています。
また、ベジチェック専用記録アプリ「野菜をとろう」と組み合わせることで、自分と似た属性を持った人たちの野菜摂取量を把握することができたり、野菜を摂取しやすくなるヒントを知ることが可能となります。
柔軟なレンタル期間
「ベジチェック」は現在レンタルで利用でき、レンタル期間は1日から3年まで状況に応じて選ぶことが出来るとのことです。
テクノロジーにより健康促進を図る「ヘルステック」の好事例として、今後ますます活躍の幅を広げていくことが予想されます。
(文:池田 有)
- Original:https://techable.jp/archives/191299
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:池田有
Amazonベストセラー
Now loading...