ノーコードのガイド・ナビゲーションツール「テックタッチ」を開発・提供するテックタッチ株式会社は1月11日、シリーズBラウンドで総額17.8億円を調達したことを発表しました。
調達した資金は、事業成長を目的とした採用強化、マーケティング、海外進出への投資に充てられる見通しです。
システム教育のあたらしい形
テックタッチは、ノーコードのガイド・ナビゲーションツールです。Web上のシステムに入力ガイドを設置し、正しくゴールまでナビゲーションすることで、対クライアントサポートや、対社内の問い合わせ対応といった、工数負担を軽減します。
マニュアルをもとに人がおこなっていた従来のシステム教育を、リアルタイムのガイド・ナビゲーションができる「テックタッチ」をベースとして実施することで、操作がわからないことに起因するミスや問い合わせを軽減するほか、入力されるデータの精度向上にも寄与。システムが「使いこなされる」状態を実現するとしています。
累計調達額は24億円に
テックタッチ社は、DNX Venturesをリード投資家として資金調達を実施しました。
メガバンク系投資家として三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、CVCとしてNTTドコモ・ベンチャーズ、電通ベンチャーズ、BRICKS FUND TOKYO(三菱地所)、新規投資家としてSony Innovation Fund、THE CREATIVE FUND、既存投資家としてDNX Ventures、DBJキャピタル、Archetype Venturesを引受先とし、今回の資金調達によって累計調達額は24億円となります。
調達した資金は、採用活動に投資し、従業員数は半年以内に100名突破を見据えています。また、テックタッチがメインターゲットとしている3領域(大手企業・官公庁や自治体・SaaS企業)におけるマーケティングを強化し、3年以内にエンドユーザー1000万人突破をめざします。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000048939.html
(文・Saki.A)
- Original:https://techable.jp/archives/192544
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:天野早紀
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