鉄瓶で作った白湯で鉄の吸収力をアップさせるドリンクを作ってみたらちょっと健康になれた気がする!

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

「最近元気でない!」
「大丈夫か!とりあえず鉄分取りな!」

年明け、友人と話していたら話題に鉄分が登場。

なんとなく体にいいのは知っていましたが、メンタルに影響するの!? と衝撃を受けました。

調べてみると、確かに鉄分が不足すると、気分が上がらなかったり、イラついたり、といった症状が現れるのだそう。そのほかにも、頭痛・めまい・動悸・息切れ・倦怠感・集中力の低下なども起こるようです。

これまでを思い返してみると、ポツポツと症状が当てはまりました。心も体も健康に近づけるなら、摂取するしかない! ということで、早速、OIGEN(オイゲン)の南部鉄器ごはん釜を購入。

▲OIGENのごはん釜

一人暮らしにちょうどいい直径20cm程の鉄鍋を探していましたが、あまり理想的なものがなかったので、ごはん釜として売られているこちらを鍋としても使用しています。

買ったときは、これひとつで白湯を作って、お米を炊いて、料理まで作ろうと思っていましたが、鉄鍋は油を洗い流さないことをすっかり失念していたのです。そもそも、鉄鍋で白湯を作ろうとしていたことに驚かれそうですが…。

いつも朝にグラス1杯の水を飲むのですが、最近は水だと寒いし、鉄瓶で飲む白湯がまろやかでおいしいと聞いていたので、白湯を作るのが一番楽しみだったのに!

ということで、工夫されていて使いやすかったごはん釜と同じブランド、OIGENの鉄瓶「OIGEN/鉄瓶 平八千草 0.8L IH対応」(1万3200円)も追加でゲット。

鉄瓶で作った白湯は初めて飲みましたが、電子レンジやホーロー鍋で作った白湯と比べて「こんなにも変わるのか!」と感動。

おいしいし鉄分も取れて、ていねいな暮らし感もある! まだ1月ですが、今年買ってよかったものランキングトップ3に入りそうです!

■まろやかな白湯を作れる

鉄瓶といえば和なイメージですが、「OIGEN/鉄瓶 平八千草 0.8L IH対応」は、どこかモダンな雰囲気も醸し出しています。

サイズは幅20×奥行き16.5×高さ17cm。重さは2kg。

鉄瓶を初めて使ったのですが、中身を入れると結構な重さになります。持ち上げやすさに欠けるので、最初は使わなくならないか不安でしたが、すぐに慣れました。

今ではズッシリ感がいとおしく、この重さがおいしさを一層感じさせる気がします。

上からみると分かるのですが、高さが抑えられている代わりに幅があります。このぽてっとしたフォルムも決め手のひとつでした。

底の面積も広いので、コンロの上でも安定感抜群です。

弦(持ち手)は好きな位置で固定可能。もちろん弦も鉄なので、熱した際はやけど防止のために布類でカバーして持ちます。

毎回布を巻いて持つのは少し不便でもありますが、ていねいな暮らしをしている感があってテンションが上がるので、個人的には問題ありません。

▲左から、鉄瓶、グラス、マイボトル

容量は800ml。朝に飲むグラス1杯で約200ml、外出時に持ち歩くボトルが532mlなので、両方へ同時に注いでちょうどいい容量も決め手のひとつでした。

高さがないためか、水を入れるまでは800mlも入るのか少し不安でしたが、ちゃんと足りて安心。

口は先端がなだらかになっており、スムーズに注げます。

外から見ると口の根元が太くなっていますが、口の中の通り穴は細いので、熱湯がドバッと出る心配はなし。

先に購入した同ブランドの鍋でも感じましたが、鉄瓶も細部までこだわられています。

内部はコーティングが施されていない状態。ホーロー加工がされていると鉄分を摂取できないので、鉄瓶や鉄鍋で鉄分を取りたい人は内部を要チェックです。

使用後はサビないように、すぐに乾燥させる必要があります。

とはいえ、使う分だけ沸かして、使用後はふたを開けておけば予熱で水分が蒸発するので、とくに手間はかかりません。私は使用後、予熱をできるだけキープさせるために、使用した温まっているコンロの上に載せています。

何度か使っているうちに、内部に白い粉がたまって焦りましたが、正体は湯垢という水に含まれるマグネシウムやカルシウムでした。水質によるので、つかない場合もあるそうです。

サビを防止する湯垢を落とさないためにも、使用後は洗う必要なし。鉄鍋に比べて鉄瓶は手入れが楽なのはうれしいポイントでした。

ちなみに、もし錆びてしまっても、沸かした水が透明なら問題ないのだとか。

実際に湯を沸かすとき、ふたを閉めたほうが早く沸騰しますが、私は中の状況を確認する際の開閉が面倒なので閉めていません。そうすると弦に蒸気がかかって熱くなるので、当たらないように少し倒しています。

ちなみに、あまり水を入れすぎると沸騰時に吹きこぼれるので、入れすぎ注意です。

そんなこんなで、水を10分程沸騰させてからコップに注ぎ、約50℃になれば白湯の完成! 鉄瓶で作った白湯は初めて飲みましたが、あまりにまろやかで驚愕。

ホーロー鍋で白湯を作っていた時期もありましたが、こんなに変わるとは思っていませんでした。

こんなにおいしくて体に良いならもっと早く気付きたかったけど、今気付けてよかった!

■たまにはアレンジ白湯で気分転換

体が温まるし、血行がよくなる、代謝・免疫力アップにもつながるなど、いいこと尽くしの白湯。

せっかく鉄瓶で作るなら、鉄分の吸収力をアップさせる組み合わせで、これまた健康につながる鉄分をもっと吸収したい! ということで、白湯を使った簡単なアレンジドリンクを作ってみました。

アレンジ1…レモン×鉄分

ビタミンCと鉄分は相性がいいそう。「じゃあレモンでしょ!」ということで、まずはホットのハチミツレモンを作ってみました。

作り方は、コップにハチミツとレモン汁を好きな量だけ入れて、白湯を入れ、最後にスライスしたレモンを入れるだけ。私はハチミツもレモン汁も小さじ1程度いれました。

優しい味で朝にぴったり。安定のおいしさです。

アレンジ2…梅干し×鉄分

クエン酸も鉄分の吸収を高めるので、次はクエン酸を多く含む梅干しを入れたホットドリンクを作ってみました。

これも作り方はシンプルで、レンジで黒っぽくなるまで加熱した梅干しをカップに入れて、白湯を入れるだけ。

梅干しは加熱すると、脂肪の燃焼を促す成分が増加し、血流を良くする成分が生成されるそうなので、加熱の一手間がポイントです。

フォークで梅を潰しながら飲みます。梅と白湯だけですが、梅肉のインパクトが強いので味が薄すぎることがなく、朝に落ち着く味でした。

昆布茶を入れても、パックで売られている梅昆布茶より梅肉感があり、おいしかったです。

生姜(スパイス)を入れたかったのですが、ポリフェノールを多く含むスパイスやお茶、コーヒーは鉄の吸収を妨げるそうなので、やめておきました。

アレンジ3…イチゴ×オレンジ×キウイ×ブルーベリー×鉄分

最後は白湯を使ったデトックスウォーターを作ってみました。ビタミンを含むフルーツを入れたら出来上がるので、挑戦。

作り方は、コップに好きなフルーツ(今回はビタミンが多いイチゴ・キウイ・オレンジ・ブルーベリー)を入れて、白湯を入れるだけ。

冷たいデトックスウォーターは好きなものの、ホットでもおいしく感じるか心配でしたが、酸味が効いていておいしかったです。

飲み終えたら、フルーツはそのまま食べてもOK。たまにはシンプルな白湯ではなく、こんな豪華なドリンクにしてもいいかもしれません。

✳︎  ✳︎  ✳︎

今回買ってみて、ていねいな暮らしをしている! という充実感を得られるし、効果は断定できませんが、鉄分をとっている、体にいいことをしている、と思うだけで、心身ともに健康になれている気がします。そしてなにより、おいしい! 今年は鉄瓶で、目指せ健康体!

>> OIGEN

<文/栗原伶奈(&GP)>

 

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