飼い犬の追跡にAirTagを使わないほうが良いのはなぜ?〜WSJ報道

airtag
 
紛失防止タグを飼い犬の首輪に取り付けていたところ、気づくと失くなっており、犬のお腹の中で発見されたという事例が報告されています。AirTagを生き物に使用すること自体をは奨励していませんが、最悪の事態を避けるためのヒントはあるのでしょうか。

AirTagの飲み込みは意外と頻繁に起こっている?

米ワシントンD.C.で政治関連の仕事に携わるコリン・モーティマー氏(@colinmort)は、愛犬に取り付けていたはずのAirTagがどこにも見つからないため、「探す」アプリを用いて音を鳴らしてどこにいったのか調べたところ、なんと犬のお腹の中から音が聞こえてきたそうです。
 


 
幸いにも、AirTagのは損傷しておらず、大事には至らなかったようですが、もし長く詰まった状態だと、電池が漏れて臓器を傷つけるなどの合併症を引き起こすこともあります。
 
飼い犬がAirTagを飲み込んでしまうケースは意外と頻繁に起こっているようで、「(飼い犬がAirTagを飲み込んでしまった場合)なるべく早く取り出すべき」と、ニューヨークの シュワルツマン動物センターのシニア獣医師のアン・ホーエンハウス氏は述べています。同動物医療センターはのため、犬のお腹の中にAirTagが入っていまったときのレントゲン写真も公開しています。
 

正しいデザインの首輪を使用すれば大丈夫?

AirTagが飼い犬に飲み込まれてしまったのは、デバイスが首からぶら下がり、犬の注意を引いてしまうような誤ったデザインの首輪を使用していたからではないか、と米メディアMacRumorsは指摘しています。
 
AirTagが首輪内にしっかりと格納されるような正しいデザインの首輪を使用すれば問題ないのではないかという人もいますが、Appleはそもそも動物や子供を含める生き物全般に対してのAirTagの使用を奨励していません。
 
飼い犬に対してAirTagの使用を考えているという方は、起こり得る最悪の事態を想定し、十分に注意して使うことが望ましいのではないでしょうか。
 
 
Source:WSJ via MacRumors
Photo:Apple
(lexi)


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