動画配信サービス大手のNetflixは同社のヘルプセンターにおいて、アカウント共有に関する新たなルールを明らかにしました。
現時点で新ルールの対象となるのはチリ、コスタリカ、ペルーのみですが、今後は米国や日本を含む他国へも展開されると見込まれます。
プライマリーロケーションの設定が必須に
Netflixは「Netflixアカウントの共有」と題したページの冒頭に「Netflixアカウントは1つの家庭(アカウント所有者とともにプライマリーロケーションに住んでいる人)でのみ、共有されるものです」と記しています。
新ルールの導入に伴い、Netflixはユーザーに対し、「プライマリーロケーション」の設定を求めています。そしてユーザーが現在、プライマリーロケーションからNetflixを視聴しているかどうかは、IPアドレス、デバイスID、アカウントアクティビティなどによって確認するとしています。
VPNやプロキシの利用はだめ
もしも設定したプライマリーロケーションから視聴していないことが確認されると、「このTVはこのアカウントのプライマリーロケーションから接続していません」とのメッセージが表示され、視聴できなくなるようです。
またVPNやプロキシなどを利用すると、視聴できなくなるともNetflixは記しています。
海外旅行では視聴できないコンテンツも
では旅行など、別の場所へ移動した場合はどうなるのでしょうか。
Netflixは海外へ旅行する場合は、旅行先によっては視聴できないコンテンツや、ダウンロードできないコンテンツが出てくると記しています。
また長期にわたってプライマリーロケーションから離れる場合にはNetflixからブロックされて視聴できなくなるので、一時的なアクセスコードをリクエストするか、プライマリーロケーションを変更する必要があるとのことです。
このルール変更に対し、一部のユーザーからは「世界中に家族や親戚が住んでいて、頻繁に旅行する自分のようなユーザーにはNetflixはもう、使えない」との不満の声があがっています。
Source:Netflix via TechCrunch
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-522375/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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