マッチングアプリ「Omiai」を運営する株式会社ネットマーケティングと、未婚男女のマーケティング研究機関『恋愛婚活ラボ』を運営する株式会社Parasolは、Omiai会員を対象に「Z世代」「婚活ど真ん中世代」「40代以降」のマッチングアプリの使い方について比較調査しました。
調査内容
調査機関:2022年08月30日〜2022年11月25日
調査方法:Webアンケート
調査人数:786人
(Z世代:18-25歳 婚活ど真ん中世代:26-40歳 40代以降:41歳以上)
Z世代は4人以上と同時進行でやり取り
マッチングアプリで同時にメッセージ交換をしている人数を調査したところ、Z世代は「4人以上」という回答が33.3%。これは「婚活ど真ん中世代」の約1.5倍、「40代以降」の約4倍になりました。
Z世代は、幼少期から多くのコンテンツに囲まれて育ったため、一般的に多くのことに興味関心を持ち、多趣味な人が多いと言われています。
そのため、限られた時間を、趣味・恋愛・勉強に効率的に使おうと考える“タイパ意識(タイムパフォーマンスの略)”が強いことで、マッチングアプリでも同時進行でやり取りを行い効率よく気の合う人を探していく傾向があるようです。
Z世代は1週間以内に初デートが20.0%
「マッチングアプリ内で出会った異性とデートに行く約束をするまでの日数」は、Z世代は「1週間未満」が20.0%で第1位でした。これは、婚活ど真ん中世代、40代以降と比べて約2倍以上多い結果に。
やはりここでもタイパ意識で、簡潔なメッセージのやり取りを行い、問題ない相手と判断できたらすぐに実際に会い、短期間で交際するかを判断する傾向がありそうです。
メッセージは世代が上がるごとに長文の傾向に
マッチングアプリ内のメッセージのボリューム(行数)のZ世代の平均値は「2.09行」。婚活ど真ん中世代の「5.19行」、40代以降の「6.10行」と比べて半分以下でした。
「長文は送信、返信ともに時間がかかり面倒だ」という観点を持つことも、理由の1つかもしれません。
婚活ど真ん中世代や40代以降は、手紙やメールなど長文でのコミュニケーションツールに慣れ親しんでいたため「長文で丁寧」な傾向に。初対面の相手に失礼がないように、季節のあいさつや相手に興味を持った理由など、文章をより丁寧に記載しているためと考えられます。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000004974.html
(文・先崎ゆきえ)
- Original:https://techable.jp/archives/195221
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:先崎由岐絵
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