スツールに、サイドテーブルに、物置きカゴに。部屋にあるとなんだかイイ感じ

ごちゃごちゃと余計なものであふれた部屋よりも、最低限のインテリアですっきりした空間で暮らしたい。

そんなミニマリストにぴったりの家具を、刃物の生産で知られる岐阜県関市の杉山製作所とプロダクトデザイン事務所・TENT(テント)が共同開発して生み出しました。それが、「POCHI(ポチ)」(3万5200円)と「JOHN(ジョン)」(4万7300円)。

一台で乗せる、座る、収納するといったさまざまな使い方ができて、シンプル空間を実現します。限られた部屋の空間を有効に使いたい人にもぴったりです。

横幅37×奥行き28cmの小ぶりなサイズの「POCHI(ポチ)」と、横幅71×奥行き28cmのワイドサイズな「JOHN(ジョン)」。細い4本の脚と鉄製のカゴ、取り外し可能な木製の天板で構成された家具の斬新なポイントは、アイデア次第でライフスタイルに合わせて自由に使えること。

▲「POCHI」

天板の上にモノを置けて、天板下のカゴには雑誌やブランケットといった小物を入れられます。ソファやベッドの横に置き、サイドテーブルとして使ってもよさそう。

スリムなバーで構成された脚やカゴなど、最小限のパーツでつくられていますが、長年鉄家具を手掛ける杉山製作所の職人がひとつひとつハンドメイドで製作しているだけあり、見た目よりも頑丈。

JIS規格に基づいた強度・耐久試験をクリアしており、体重80kg程度なら腰かけられるので、スツールとして使うことも可能です。

天板は高さ450mmと、モノを置くにしても腰かけるにしても、ちょうどいい高さ。カゴの柵と柵の間隔は手を入れられる77mmに設計されており、天板を開かずにリモコンやティッシュペーパー、メガネなどを取り出せるのも使い勝手よし。

▲「JOHN」

横幅が「POCHI」の約2倍ある「JOHN」は片側だけに天板が乗る仕様で、自由度がさらにアップ。

カゴの天板のない側に、背の高い観葉植物を入れて、サイドボードとして窓際に置く、ベンチとして玄関先に置き、靴を履く際に腰かけつつカゴにリュックを置くなど、実に便利に使えます。デザインはミニマルでも、使い方は無限大な新感覚の家具に注目です。

>> TENT「POCHI & JOHN」

<文/&GP>

 

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