スマホの急速充電比較!100W対応が当たり前となる日は近い?

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急いでいる時に重宝する急速充電機能は、近年特に中国スマートフォンメーカーの間で競争が続いています。
 
現在、急速充電の速度はどの程度まで進んでいるのか、また日本で売れているスマホの充電速度はどのくらいなのか、まとめてみました。なお比較対象としているのは有線充電であり、充電ワット数で比べています。

4,600mAhのバッテリーを9分30秒で充電

現時点で充電速度が最速と思われるのは、中国Realmeが2023年2月に中国で発表したばかりの「Realme GT Neo 5」です。Realmeによれば、Realme GT Neo 5はSuper VOCC技術により、240ワット(W)の急速充電が可能で、4,600mAhのバッテリーを9分30秒でゼロから100%まで充電可能とのことです。
 
ゼロから20%までの充電時間はわずか80秒、ゼロから50%までの充電時間は4分です。
 
Realme GT Neo 5

200W以上の急速充電に対応

調べてみたところ、急速充電速度が200Wを超えるスマホは前述のRealme GT Neo 5と、以下の3モデルのみでした。
 
Xiaomi「Redmi Note 12 Explorer」「Redmi Note 12 Discovery Edition」 210W 4,300mAhバッテリーを100%まで9分で充電(66%まで5分)
 
 Redmi Note 12 serie
 
vivo「IQOO 10 Pro」 200W 4,700mAhバッテリーを100%まで10分で充電(複数のYouTuberなどによる実際のテストでは約13分30秒という結果に)
 
VIVO iQOO 10 Pro

100W以上対応が77モデルも〜ほとんどが中国ブランド

Android専門メディアGSM Arenaのデータベースで、100W以上の急速充電に対応するスマホを検索すると77デバイスが結果として表示されました。そのほとんどがOnePlus、Realme、Xiaomi、vivo、ZTE、OPPOといった中国ブランドのスマホです。そのうち、150W以上に対応するのは12デバイスでした。
 
中国ブランドのAndroidスマホにおいては、ハイエンドモデルのスペックとして100W以上の急速充電対応は珍しくなりつつあるということでしょう。

主流は18W〜30W

しかし、実際にこれらの急速充電スマホが人気なのかというと話はまた違ってきます。
 
2023年2月18日本稿執筆時点での、ドットコムによるスマホの人気・注目ランキングと最大充電ワット数は以下のとおりです。
 

価格ドットコム スマホの人気・注目ランキング

  1. Google「Google Pixel 6a」18W
  2. シャープ「AQUOS sense7」18W
  3. ソニー「Xperia 10 IV」18W
  4. OPPO「OPPO Reno7 A」18W
  5. Apple「iPhone SE(第3世代)」18W
  6. Google「Google Pixel 7」23W
  7. Motorola「moto g52j 5G」15W
  8. Apple「iPhone14」30W
  9. Apple「iPhone13」27W
  10. ソニー「Xperia 1 II」18W

 
BCNが2022年1月1日から12月11日に日時集計したデータによる、スマホ(シリーズ別)の実売台数ランキングと最大充電ワット数は以下のとおりです。一部モデルは価格ドットコムのランキングと重複しています。
 

BCN2022年に売れたスマートフォンTOP10

  1. Apple「iPhone SE(第3世代)」18W
  2. Apple「」20W
  3. Apple「iPhone13」27W
  4. Apple「」18W
  5. Apple「iPhone13 mini」27W
  6. 富士通「arrows We」20W
  7. Apple「」27W
  8. OPPO「OPPO Reno5 A」18W
  9. シャープ「AQUOS wish」12W
  10. Google「Google Pixel 6a」18W

100W対応が標準となる時代は近い

世界的にシェアの高い、SamsungのGalaxy S22の最大急速充電速度が15W、Galaxy S22 Ultra/S22+でも45Wです。したがって現在普及しているスマホのほとんどが、30W以下であると見ていいでしょう。
 
冒頭で述べたように、外出する直前にスマホのバッテリー残量がなくなりかけている時に気づいた場合など、急速充電は時間がない時には非常にありがたい機能です。
 
ただし急速充電は便利である一方、バッテリー寿命を短くするという短所が報じられてきました。これは短時間により多くの電力を送り込むためバッテリーの発熱や発火を招きやすく、劣化の原因となるという理由からでした。
 
しかしスマホメーカーおよびバッテリーメーカーによる技術開発は日々進んでいます。100W以上の急速充電に対応するのが当たり前という時代はすぐそこまで来ていると考えていいでしょう。

 
 
Source:Engadget, Digital Trends, PhoneArena, Ghacks.net, GSMArena, 価格ドットコム, BCN
Photo:Sumit Kumar/Pixabay
(lunatic)


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