パナソニックら、マルチ決済SaaS「OneQR」を無人販売可能な自動搬送ロボットに搭載。丸の内で実証実験

ELESTYLE株式会社(以下、ELESTYLE)が展開するマルチ決済SaaS「OneQR」のQRコード決済機能が、自動搬送ロボット単独による販売実証実験で活用されました。

自動搬送ロボットにマルチ決済SaaSを搭載

一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニック)らは共同で、2022年12月1日より実証実験を開始しました。

実施場所は東京都千代田区の丸の内仲通りや、東京駅と皇居を結ぶ行幸通り。実験内容は日本初とされる公道での完全遠隔監視・操作型自動搬送ロボット単独による販売実証をするというもの。

実験の第2弾として、パナソニックらは2023年1月6日より、ELESTYLEの「OneQR Retailing」システム、マルチ決済SaaSシステム「elepay」を搭載した自動搬送ロボットを利用しました。

QRコードだけで複数のキャッシュレス決済に対応

今回の実験で利用されたOneQRは、1つのQRコードをトリガーにした汎用モバイルアプリSaaS。開発が一切不要で、1つのQRコードだけで、複数のキャッシュレス決済に対応したさまざまなサービスの提供が可能です。

キャッシュレス化のほか、顧客満足度の向上や省力化・無人化、サービス運営の効率化やコスト削減など、さまざまなメリットが得られます。

なお、利用可能な決済方法は以下の図の通りです(2023年2月現在)。

決済データの一元管理を実現

同じく、今回の実験で活用されたelepayは、各種コード決済をはじめ、クレジットカード、電子マネーなどの40種類以上の決済ブランドに対応しているマルチモバイル決済SaaS。

複雑なモバイル決済処理を一本化し、一度の開発で複数の決済方法に対応できます。

また、事業者ごとに異なるAPIインタフェースの一本化により、決済データの一元管理を実現。入出金管理の手間を削減します。

パーキングや駐輪場、自動販売機に活用

ELESTYLEが提供するOneQR・elepayは、パーキングや駐輪場、自動販売機などの無人販売形態におけるキャッシュレス決済ソリューションとして、さまざまな企業に導入されています。

今後、ELESTYLEはOneQR・elepayの追加機能開発を加速させ、キャッシュレス決済を必要とするDX化支援に貢献する方針です。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000021921.html

(文・Haruka Isobe)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA