【理想の仕事基地を作る】
コロナ禍以降リモートワークの浸透・定着化が進み、テレワーク3.0時代となった昨今、自宅の仕事環境をブラッシュアップする人が増えている。その背景にあるのは、効率化・快適化であり、よりスムーズに仕事を進め、自分にとって快適な環境を整えることである。そこで本特集では仕事基地構築のノウハウやオススメのギアなどを紹介。効率良く快適に、楽しく仕事ができる自分色の仕事基地を作り上げたい。
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ブラックと木の色合いの統一感。オガワコウさんのデスクまわりは、色と雰囲気が特徴的だ。単にアイテムを揃えて機能的にするのではなく、雰囲気を整えることで“自分を機能させる”デスクまわりを拝見!
デスク/ガジェット系YouTuber オガワコウさん
ITクリエイター、会社経営者として活躍する一方、おしゃれなガジェット、Apple製品、デスク構築のアイデアを紹介するチャンネルを運営中
■デスクを引き立てるため壁紙は“黒”にしています
デスクまわりの構築といえば、効率を高めるアイテムを中心に進められることも多いが、YouTuberのオガワコウさんは、色合いや雰囲気を重視する異色の存在。デスクの天板に使った古材の風合い、機能とデザインを重視したブラックのチェアなど計算しつくされた統一感でデスク周辺をまとめている。またAppleのマジックキーボードなどをセットするトレイにも木の風合いを生かしたGROVEMADE製を使うなど、細部にまでこだわっている。
▲高級チェアブランドのひとつ、エルゴヒューマンプロのチェア。「座り心地は当然良好。しかも腰痛も軽減してくれました」。カラーは当然ブラックで統一感を高める
「木と黒いものが好きなので、それで統一するように心がけています。なるべく色合いの近い木製アイテムを選び、ガジェットやチェアはすべて黒。また、デスクまわりをより引き立たせるために、思い切って黒の壁紙をチョイスしたのもこだわりのポイントです」
▲Loupedeck Live Sは各ボタンにアプリなどの機能を割り当てて使える効率化のためのガジェット。スマートホームの制御も可能で、電気やエアコン、YouTube、写真撮影の照明制御などにも使用可能
雰囲気を重視しているとはいえ、使用しているガジェットは、もちろん機能性にも優れたものばかり。アプリや照明にボタンひとつでスムーズにアクセスできるLoupedeckや、MacBookとウルトラワイドモニターなどの周辺機器をつなぐCalDigit TS4などを配置し、自室でもモバイル環境でも効率よく作業が行える状況を整えている。しかし一番大切にしているのは、やはり雰囲気だという。
「機能的、効率的なガジェットは大切ですが、そこにこだわり過ぎないことが大事だなと思っています。いろいろ買って失敗もしましたし。自分が長く過ごす場所だからこそ、デザインや見た目など全体的な雰囲気も大事にすることでモチベーションが上がり、結果として機能的、効率的に自分のパフォーマンスを発揮できるようになったと思います」
▲キーボード周辺のデスクマット、トラックパッド&キーボード用のトレイなどは、アメリカ・オレゴンのブランド、GROVEMADE製のもので統一。使いやすさと木のデザインが気に入っているとか
▲モニター台の下には、メインマシンのMacBookとあらゆる周辺機器を接続するCalDigit TS4を設置。自宅ではMacBookをデスクトップマシンとして、外出時はノートPCとして使用できる
▲DELL製の40インチ横5K縦2Kウルトラワイドモニターを使用。モニター1台でも、参考資料を見つつ資料をまとめるといった作業が効率的に行える。「もちろん動画編集まで幅広い仕事に活躍します!」
▲天板にはDICHOTOMICを昇降式にして使用。「古材の風合いと色味、両フチにつけた鉄製プレートまで含めて、全てが最高に気に入ってます」
※2023年2月6日発売「GoodsPress」3月号100-101ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/今雄飛>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/511995/
- Source:&GP
- Author:&GP
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