米カリフォルニアのオークションハウスJulien’s Auctionsが、500台にものぼるビンテージMacを3月末にオークションに出品すると発表しました。歴史的に重要な位置を占めるLisa 1コンピュータから、よりマイナーなモデルおよび周辺機器など、さまざまな商品が競売にかけられる予定です。
意外と価格は高くない?
スイスの教師であり起業家のハンスペーター・ルジ氏が数十年にわたって集めたビンテージのApple製品群が、一挙にオークションに出品される運びとなりました。
Julien’s Auctionsのプレスリリースによれば、特別なオークション「The Apples」は、現地時間3月30日にビバリーヒルズのギャラリーとオンラインの両方で開催されるとのことです。
オークションにかけられるApple製品の例は次のようになっています。
Apple II Plusコンピュータ(1979 – 1982)
予想落札価格:300ドル〜500ドル
モニター、ディスクドライブ2台、プリンター、ゲームパドル1組、各種接続ケーブルやパーツ、モニターIIユーザーマニュアルなど、Apple II Plusコンピュータシステム一式です。
Apple II Plusは、1979年から1982年まで生産されたApple IIシリーズの2番目のモデルです。Apple IIシリーズは、Apple Iシリーズが電子工作を趣味とする技術者向けであったのに対し、コンピュータをより多くの人々にとって身近なものにしたことで知られています。
Macintosh 128K(1984)
予想落札価格:200ドル〜300ドル
Apple Macintoshの初代機で、後にMacintosh 128Kと改名されました。1984年1月24日に開催されたAppleの年次株主総会で、Apple共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏が紹介した伝説的なモデルです。
Macintosh Portable(1989)
予想落札価格:300ドル〜500ドル
Apple Macintosh Portableラップトップコンピュータのデモ機には、Apple Portableのキャンバスケースに、アダプター、接続ケーブル、Appleの荷物タグ、ドイツ語のマニュアル2冊(1988年と1990年の著作権)がついてきます。
未開封の初代iPhoneが空前の高価格に
先日オークションが終了した未開封の初代iPhoneは、落札価格が日本円にして850万円に達し、これまでの価格を大きく上回りました。
初代iPhone以外にもビンテージ商品として価値があるApple製品のリストも公開されているため、もしかしたら家に眠っているかもしれないという方は念のため確認を行ったほうが良いかもしれません。
Source:Julien’s Auctions via Cult of Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-526318/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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