新潟県に本社を置くアプリ分析サービス提供企業フラーが行った調査によれば、日本人がスマホアプリに費やす時間が過去最長を更新し、1日あたり平均4.8時間になったとのことです。
Z世代がSNSに費やす時間はX世代の約3倍
ユーザーを「Z世代(2000年代生まれ)」「ミレニアル世代(1980年〜90年代生まれ)」「X世代(1960年〜1970年代生まれ)」の3世代に区分し、1日あたりのアプリ利用時間(SNSと動画アプリ)を調べたフラーの調査によれば、最もSNS利用時間が長かったのはやはりZ世代であったとのことです。Z世代のSNS利用時間は1日あたり90分で、ミレニアム世代の55分、X世代の33分を大きく上回りました。
しかしながら、SNSと動画アプリに費やす時間の違いは全世代でほぼないという興味深い結果が出ています。すなわち、各世代がSNSと動画アプリに同程度の時間を割いているということになります。
数字で見えてくる日本アプリ市場
すべての人口を対象とした調査では、ユーザーの1日あたりのアプリ利用時間は平均4.8時間に達し、前年よりも6分増となり、過去最長を更新しました。
その他にも、1日あたりの平均アプリ起動回数は104回、ユーザーごとの1カ月あたりの平均利用アプリ数は41個などの数字が出ています。
「Appleの初代iPhone発売から15年が経過した今もなおスマホアプリが成長の途上にあることがデータからは伺える」とフラーはプレスリリースで述べており、今もなおアプリの重要性が増し続けているのがわかります。
米国の成人を対象とした別の統計調査でも、スマホ利用の重要性がより高まっているとの結果が出ており、ハードウェアとしてのスマホ市場自体は停滞状況にあるものの、スマホの利用頻度は上がっているというのがトレンドのようです。
Source:アプリ市場白書2022/フラー
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-526369/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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