アプリのApp Storeへのアップロード、提出、管理を行うための開発者ツールApp Store Connectで、同様のアプリのグループ(ピアグループ)に属するアプリ同士がアプリページの閲覧数、ダウンロード数などのパフォーマンスを比較できるようになりました。
ピアグループはカテゴリ、ピジネスモデル、ダウンロード量の3種類
App Store Connectでパフォーマンスが比較し合えるアプリは、App Storeで同じカテゴリに指定されているアプリ、同じビジネスモデルのアプリ、ダウンロード量が似通っているアプリの3種類のピアグループ内のみとなっています。ダウンロード量は、低ダウンロード、中ダウンロード、高ダウンロードのサブピアグループへとさらに振り分けられます。
互いのアプリのベンチマークを閲覧できるようになることで、開発者はアプリの成功している点や改善点を把握し、有益な新しいインサイトを得ることができると期待されています。
気になるプライバシーですが、Appleいわく、「業界の先を行く差分プライバシー技術により、関連性が高くアクショナブルなインサイトを提供しながら、個々のAppのパフォーマンスに関する情報を守ることが可能」とのことです。
Appleは新機能について、以下のようにプレスリリースで述べています。
App Store ConnectのAppアナリティクスは、App StoreでのAppのパフォーマンスを把握し、改善するためのさまざまな機能を備えた便利なツールです。Appアナリティクスでは、ユーザーの獲得と利用状況、収益戦略に関連するメトリックスを活用して、認知度からコンバージョン、ユーザーリテンションに至るまで、顧客ライフサイクルの各段階をモニタリングできます。本日より、ピアグループのベンチマークを利用してApp Storeで配信されている類似のAppと比較し、Appのパフォーマンスを相対的に把握することができます。これにより、成長の機会を見つけるためのさらなるインサイトを得ることができます。(後略)
ピアグループのベンチマークの詳しい活用の仕方は、ソース元の「ピアグループベンチマークから得られた知見をもとに行動する(英語)」のページで閲覧可能となっています。
Source:Apple Developer, ピアグループベンチマークを見る(英語)/Apple, ピアグループベンチマークから得られた知見をもとに行動する(英語)/Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-526704/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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