鎌倉天幕とアルミメーカーUSCJが共同開発。日本発のタープポールの実力とは

タープを張る際に使う“タープポール”は家でいうところの大黒柱にあたり、居住スペースを支えるための重要なギアのひとつ。ちょっとやそっとの風ではビクともしない、丈夫でしっかりした作りのモノを選びたいですよね。

そこで紹介したいのが、アウトドアブランドの鎌倉天幕とアルミ総合メーカーのUACJが共同開発したタープポール「DX300J」(1本:1万5950円)。テントのプロとアルミのプロによって生み出されたこだわりのタープポールには、日本の技術がギッシリ詰まっています。

テントポールの一大ブランドであるDACのポールに代わるポールを日本で作る、というプロジェクトによって誕生したMade in Japanのタープポール。はじめてタープポールを手がける両社が、数々のテントメーカーが採用するDACポールレベルのクオリティを目指すことは容易ではなく、試行錯誤を繰り返し、開発には2年の歳月が費やされています。

選ばれたのは、強度の高い3本継ぎタイプで、長さの調節ができるアルミポール。メイン素材には、軽さと強さを兼ね備えた、T6処理(熱処理)を施したアルミ合金の“A6061”を採用。UACJの加工技術によって作られたアルミポールは剛性に優れ、あらゆるフィールドで高いパフォーマンスを発揮します。

ポールの太さは、伸縮する上下のポールが口径27.6mm(延長部25mm)、力のかかる中心のポールが口径29.2mmと太めに設計。長さは140~305cmまで調整することが可能です。

長さの調節ができるため、大きいタープのメインポール以外に、テントの入り口につけるキャノピーポールとして活用することも。作りがしっかりしているので、ダイヤモンド張りなどポール1本でタープを支える場合でも心強く、ソロキャンプのお供にも最適。重さが約900gと比較的軽いのも、持ち運びするのにはうれしいポイントです。

ポールの表面は、ブラックアルマイト処理が施されたマットな質感になっており、先端にはホワイトのプリントで「鎌倉天幕」のロゴを配置。ポール延長部の「5(cm)」や「10(cm)」の目盛りもホワイトで表記されているため、視認性もバッチリ。また、延長部のプラスチックパーツ(AES樹脂)は、ポールの転がりを防ぐ角張った形状をしています。

キャンプの心強い味方になってくれる日本発のタープポール。初回販売分はすでに完売していますが、今後、鎌倉天幕の「HIDEOUT-01」や「HIDEOUT-02」などのテントとのセット販売も予定。気になる方はニューテックジャパン公式のSNSをチェック!

>> ニューテックジャパン

<文/&GP>

 

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