株式会社カヤックが、コミュニティ電子通貨「まちのコイン」を使って楽しめるイベント「大船観音寺スタンプラリー」を鎌倉で開催しています。本記事では、まちのコインと、イベントの内容を紹介します。
地域コミュニティ形成を支援
まちのコインは「ひと・まち・地球」にうれしい体験で地域をつなげるコミュニティ通貨(電子地域通貨)サービス。自然環境の保護、移住関係人口の促進や町の賑わい創出など、地域の個性や課題に合わせて、コインを獲得したり利用したりする体験を設定できます。
参加頻度でボーナスポイントが付与されたり、ポイント獲得でレベルアップする機能も実装されており、楽しみながら、地域活動に参加する機会を創出します。本通貨を活用することで、地域内外の人の繋がりを作り、良好な地域コミュニティを形成できるとのこと。
神奈川県は2019年に導入
神奈川県では、2019年9月に「SDGsつながりポイント事業」として、まちのコインを採択。2022年末にはユーザー数1万人、加盟店数が300スポットを超えました。鎌倉では「クルッポ(通貨名)」として運用されています。
今回の大船観音寺スタンプラリーは、鎌倉・大船観音寺内で開催中。10か所のラリースポットを巡りながら、お寺の歴史やおすすめスポットの楽しみ方などを学べます。各地のQRコードを読み取るとアプリ上でスタンプが付与され、それぞれのスポットの見所などを知ることができます。
スタンプラリーをクリアすると、1,000クルッポとポストカードがもらえます。獲得したクルッポは、鎌倉市内の別のスポットで利用できます。
それでは、クルッポが利用できるサービスの一部を紹介します。
江ノ電が目の前に見える特等席で食事ができる(500クルッポ)
大船産のはちみつをプレゼント(1,000クルッポ)
現役教員とおしゃべり(1,000クルッポ)
フードロス削減!17時以降はケーキ1000円以上購入で300円引き(300クルッポ)
カヤックについて
株式会社カヤックは、2005年に設立されたゲームアプリや広告・Webサイト制作などを行っている企業。社員の9割がデザイナーやプログラマーといったクリエイター人材なのが特徴で、「つくる人を増やす」を経営理念に、多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を実施しています。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000613.000014685.html
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/198064
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文
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