MixerBoxの日本法人であるミクサーボックス株式会社は、OpenAI GPT-3を搭載した日本語インターフェースAIチャットブラウザ「MixerBox ChatAIブラウザ(以下、ChatAIブラウザ)」のテスト版を日本でリリースしました。
AIモデルGPT‐3を搭載
ChatAIブラウザは、アメリカシリコンバレーに本拠を置くスーパーアプリのソフトウェア技術企業であるMixerBoxによって新たに開発された、OpenAI GPT-3を搭載したAIチャットブラウザです。
搭載されているGPT-3は、チャットボットChatGPTと同系列のAIモデルです。GPT-3をブラウザに統合することによって、ユーザーがこのブラウザを使用するだけで、最新のAIチャット技術を通じて創作・翻訳・文章作成などを、いつでもどこでも手軽に体感できます。
使い方は、ブラウザアプリをダウンロードして、ホームページを開くだけ。App StoreとGoogle Playで無料配信中です。
AIが適切な答えを短時間で提供
ミクサーボックス株式会社によると、AIは適切な答えを短時間で提供できるため、ウェブページの閲覧や情報検索の習慣があるユーザーがChatAIブラウザを利用することで、作業効率の向上に繋がるとのこと。
特に基本的な文書や文章の作成、言語翻訳、またはラブレターなどの難しい文章作成に利用するユーザーであれば、ChatAIブラウザは従来のブラウザとは異なる体験を提供することができます。
また、「プライバシー保護機能」および「追跡保護機能」をサポートしており、ユーザーの閲覧履歴をネット広告の追跡、記録、利用から守ります。
ChatAIブラウザの使用例
GPT-3をブラウザに統合することにより、ついにはラブレターの作成さえもできてしまいます。開発チームは、まもなく訪れる桜シーズンに向けてChatAIに桜の詩を書いてもらうことにしました。
1秒足らずで届いた回答は、「桜の樹々が、揺れる風に揺られ、美しい色彩を放ちます。桜の花々は、蒼空を彩り、夢心地にさせます。その素晴らしい花びらは、春の冷たい風の中に舞い落ち、空を彩ります。桜の花々は、毎年の美しい季節になる時、大地を彩り、私たちに幸せを与えます。」でした。
まるでその風景を想像できるような流暢な桜の詩になっています。
MixerBoxとは
2012年に設立されたMixerBoxは、米国カリフォルニア州シリコンバレーに拠点を置き、人々の生活をより便利にするスーパーアプリ開発に特化したソフトウェアテクノロジー企業です。
昨年12月、MixerBoxが開発した無料の位置情報共有アプリ「友どこ」は、テスト段階で急速に人気を博し、たった3日で50万以上のダウンロードを集めました。現在では、300万以上のダウンロードを達成し、フランス、スペインなど世界数十ヶ国においてダウンロードランキングのトップに輝いています。
MixerBox ChatAIブラウザチームの責任者は「ChatAIブラウザは、ブラウジング体験をより便利に、より愉快にする、まさにそのような製品の一つです」と語っています。
今後、MixerBoxは人々が日常生活をより便利に過ごせるように、「いつでも、どこでも役に立つスーパーアプリプラットフォーム」の開発に努める方針です。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000113757.html
(文・我妻歩実)
- Original:https://techable.jp/archives/198752
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Wagatsuma
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