株式会社ドワンゴグループの株式会社バーチャルキャストは、メタバースコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」が通信プロトコル「OSC(OpenSound Control)」に対応したことを発表しました。
リアルタイムでの情報反映が可能に
OSCは、異なるアプリケーションやハードウェア間でリアルタイムにデータ通信を行うための規格。高精度、遅延の小ささ、軽さ、通信方式の柔軟さから、インタラクティブアートやクリエイティブコーディングなど、様々な分野で応用されています。
OSC対応に伴い、バーチャルキャストでは、メタバース空間内の情報を現実世界にリアルタイムに反映できる小物や空間が制作可能になりました。逆に、現実世界の情報をメタバースに送信し、反映するアイテムを作ることもできます。
自分の心拍数を反映する心拍計などが作れる
OSCを使用すると、以下のようなアイテムを作成できます。
・リアルの自分の心拍数をメタバース空間内で表示する心拍計
・リアルの部屋の温度・湿度をメタバース空間内で表示する温湿度計
・MIDIキーボードと連携して、メタバース内のピアノが演奏に合わせて光るメタバースピアノ
このほかにも、リアルの天気を反映したメタバース空間、スマート家電(照明、エアコン、カーテン)と連動するバーチャルアイテムなど、様々な制御に応用できます。
バーチャルキャストについて
バーチャルキャストは、時間や場所に囚われず全国各地のユーザーと一緒に、非日常を体験できるメタバースコミュニケーションサービスです。
イベントや友だちが作ったVRゲーム、楽しい瞬間を映した写真、映像、思い出の共有など幅広いコンテンツを楽しめるほか、自分だけの部屋の制作といったクリエイティブ要素も充実しています。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000096446.html
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/199773
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文
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