2022年第4四半期(10月〜12月)のスマホ市場の動向調査が調査会社Counterpoint Researchにより発表され、Appleが業界トップとなる23%のシェアを占めたことが明らかになりました。
前年四半期比で成長したのはAppleとOPPOだけ
世界スマホ市場の動向を1ページにまとめるインフォグラフィックをCounterpointが公開しました。
同レポートによれば、2022年第4四半期の世界スマホ市場は前年同期比19%減となり、出荷台数は3億264万台となりました。
同四半期のトップ5ブランドの中で前年同期比で成長を見せたのはAppleとOPPOだけで、出荷台数はそれぞれ42%と4%増加しました。
Samsungの出荷台数は前年同期比で16%減、前四半期比9%減となり、5,830万台にとどまり、Appleにトッププレーヤーの座を譲り渡す形となりました。
Appleはアジアと北アメリカで高いシェアを獲得
Appleが世界スマホ市場でトップシェアを占めたといっても、すべての市場で1位だったわけではありません。
Appleはアジア市場で20%、北アメリカ市場でそれぞれ20%と57%を獲得し、トップベンダーとなりましたが、ヨーロッパでは2位、ラテンアメリカでは4位となっており、中近東にいたってはトップ5入りを逃しています。
中近東では、先日6,000mAhの大容量バッテリー廉価モデルを発表したitelや、Tecno、Infinixなど聞き慣れないベンダーがトップ5にランクインしています。
インドでプレミアムデバイスの展開に失敗している中国ベンダーのXiaomiは、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中近東で3位、アジアで4位につけており、存在感を放っています。
Source:Counterpoint Research
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-529576/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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