iPhoneのフロントカメラ周辺デザインはどう変わる?iPhone19まで予想

DSCC iPhone予測
 
iPhoneのフロントカメラ周辺のデザインは、2017年発売のiPhone Xで「ノッチ」を採用して以降、大きく変わりました。そして2022年発売の Proシリーズでは、カプセル型と丸形の穴の組み合わせへとさらに変化しています。
 
ディスプレイ業界の内情に詳しいDisplay Supply Chain Consultants(DSCC)の最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏が、2023年以降のiPhoneの標準モデルとProモデルのフロントカメラ周辺デザインがどのように変わっていくかを予想しています。

iPhone15シリーズでは全モデルがDynamic Islandを搭載

2022年発売のiPhone14シリーズでは、iPhone14/14 Plusの標準モデルではノッチデザインが継続された一方、iPhone14 Pro/Pro MaxのモデルではDynamic Islandが導入され、カプセル型と丸形の2つの穴というデザインに変わりました(一見、ひとつのカプセル型に見える)。
 
DSCCの予想によると、2023年発売のiPhone15シリーズでは、Proモデルだけでなく標準モデルにも、Dynamic Islandが搭載されるとのことです。つまり全モデルが、カプセル型と丸形の2つの穴のデザインを採用することになります。

2024年には画面下埋込み型Face IDが導入か

そして2024年のiPhone16シリーズについては、Proモデルにおいて、画面下埋込み型Face IDと丸形の穴(カメラ用)のデザインが導入されると、DSCCは見ているようです。
 
iPhone16シリーズの標準モデルは前年と同じ、カプセル型と丸形のデザインを維持する見通しなので、2024年は標準モデルとProモデルが差別化されることになります。

2026年には画面下カメラも登場と予想

Proモデルが先に新たなデザインを採用、1年遅れで標準モデルも採用という図式は2025年のiPhone17シリーズでも継続されるとDSCCは予想していますが、2026年発売のiPhone18、そして2027年発売のiPhone19シリーズでは、Proモデルは画面下埋込み型Face IDと画面下埋込み型カメラを搭載するものの、標準モデルについてはProモデルで採用された1年後にも、画面下埋込み型カメラは導入されないと見ています。
 
ただしこの予想図を共有したTwitterユーザーであるSilizium氏の投稿にロス・ヤング氏が「画面下埋込み型Face IDの採用は2025年まで延期された」とコメントしているので、この図の作成後に予想が修正され、1年ずつあとにずれ込んでいる可能性があります。
 

 
 
Source:Silizium/Twitter
(lunatic)


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