NTTドコモは3月22日、健康保険証を本人確認書類として取り扱うことを2023年5月中旬に終了予定と発表しました。取扱終了以降に新規契約等を実施する場合は、健康保険証以外の書類を本人確認書類として提示する必要があります。
健康保険証での本人確認が不可に
ドコモは3月22日、2023年5月中旬以降は健康保険被保険者証(健康保険証)を本人確認書類として取り扱わないと発表しました。
ドコモは新規契約時等に本人確認書類の提示を求めており、従来は住民票等の補助資料と組み合わせることで、健康保険証による新規契約が可能でした。
5月中旬以降は、健康保険証が本人確認書類として使用できなくなるため、契約時には運転免許証やマイナンバーカード等、他の書類を提示する必要があります。
なお、ドコモのプレスリリースでは言及されていないものの、本人確認書類に関するWebページには、健康保険証の取扱終了に関して「未成年者除く」との記載があり、未成年者が契約する場合のみ、健康保険証を本人確認書類として使える可能性がありそうです。
ドコモは不正利用等が増加していることが健康保険証の取扱変更の理由と説明しています。
政府方針によりマイナンバーカードを保険証として利用登録可能となっており、マイナポイント事業によりマイナンバーカードの普及率が向上したことも、ドコモの決定の背景にあると推察されます。
Source:ドコモ (1), (2)
Photo:全国健康保険協会
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-529800/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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